カラーパターン 超入門

4月 27, 2024

とにかくキャストのキャラクリが楽しいPSO2、かっこいいキャストに仕上げるためにカラーパターンについてもこだわりたいものです。前回の記事で述べた通り、カラーパターンについてアル中の理解を記録しておきます。

※アル中はエンジニアとして飯を食っています。正直「美的感覚」云々は専門外です。ずぶの素人がネットの情報をあさった限りの記事です。悪しからず。


戦隊モノ、アイドル…、グループにおける色と役割の関係

随分昔の記事ですが、かの日経新聞が面白い記事を公開しています。この記事では、ヒーローキャラクター同士の色の組み合わせについて焦点がおかれていますが、気になるところは色の持つ印象。

赤: 生命力、行動力、元気、攻撃、怒り

青: 理性的、誠実、冷静、慎重、信頼感

黄: 明朗快活、希望、健康的、楽天的、好奇心

緑: 平等、安全、社会性、我慢強さ

ピンク: 円満、依存、優しさ、甘え

紫: 神秘的、非現実的、優雅、高級感

白: 潔白、純粋、理想、幸福、真実

黒: 重厚、力強さ、隠蔽、威圧、恐怖

もっと説明できることはあるだろとツッコミが入りそうですが、正義の味方である戦隊向け要素に絞り込まれたように思います。とは言え、これだけで聞いてもキャラクリにどう生かせばいいのか実際のイメージがつかめません。もう一つヒントとなるものが欲しいところです。


色の組み合わせの印象

色々調べてみると、色は最大3色までが無難な配色なんだそうです。

まずは2色の組み合わせについて調べてみました。

※文化的背景を強く含みます。他国の人も必ず同様に感じるとは、期待しない方がよいでしょう。


赤と白: 

いわゆる紅白、「おめでたい」の色。生命力の赤と幸福の白。お正月や開店祝いなどでも採用される組み合わせ。何気にシバ様の配色だったりする。

赤と黒: 

警戒色。情熱の赤と重厚の黒でセクシーさも醸しますが、危険を示す意味合いの方が一般的。深淵なる闇がドロップするインヴェイドシリーズの配色。ダーカーの配色。

青と白: 

清潔感の色。理性的・誠実の青と潔白・純粋の白で、見る人に心地よい印象を与えます。正義の味方感満載。旧PSO2ではオフスティアシリーズの配色。

青と黒: 

青の持つ理性的、冷静さの印象を重厚の黒が引き立たせる配色。旧PSO2ではファントムのオフィシャルカラー。

白とピンク: 

女性御用達の配色。純粋・幸福の白と優しさ・甘えのピンク色が、多くの人の女性像にマッチすることでしょう。旧PSO2ではマトイちゃんの最終バトルスーツであるトゥルークラスタが印象的でした。

黒とピンク: 

重厚の黒がピンクの色合いを引き立たせる組み合わせ。大人かわいい色…、らしいです。大人かわいいってなんだ?NGSのゴルシカシリーズの配色。または、お菓子のアポロチョコレートの配色。

白と黄: 

明朗快活と純粋さで幼さ・若さくる元気を想起させます。明るさでごり押ししたいときによいでしょう。みんな大好きラッピーの配色。目玉焼きの色。

黒と黄: 

警戒色その2。工事現場の色。危険を告知させる印象が強いです。マノンの新コスチュームはこの配色だったりします。PSO2は黄色を好む傾向があるように感じます。マノン、もといルシエランのイメージカラーは黒でしょうから、黄色と組み合わせたらこうなった、の下りだと思いますが…。

白と緑: 

安全性を想起させる配色。非常口の配色。旧PSO2では、ライブ「Cosmic twinkle star」「光の果て」のクーナの配色でもあったりする。

黒と緑: 

迷彩色。重厚な印象の中にある緑が、生々しさを感じさせます。NGSのスレイヤーの配色。缶ジュースのモンスターエナジーの配色でもある。

黒と金: 

ただでさえ目立つ金を黒が支える重厚感のある組み合わせ。正に豪華絢爛。旧PSO2では、深淵なる闇の配色。ダークファルス・ルーサーの配色。

紫と金: 

紫の神秘さと金の豪華さで優雅さを強く感じさせます。NGSのリテム住民の礼服の配色。


3色以上の組み合わせ

白と赤と緑: 言わずと知れた、クリスマスカラー

ピンクと白と緑: 三色団子。春まっさかりの若々しいイメージを与えます

黒と橙と紫: 言わずと知れた、ハローウィンカラー

白と赤と青と黄: 

いわゆるロボットアニメの主人公機体の色。黄色はなかったかもですが、ネメスアンジュール筆頭に旧PSO2のトリを飾った閃機種はこの配色。

3色の色の組み合わせをトリコロールというそうです。大衆文化的な要素として、日本のロボットアニメの多くが、このトリコロールを採用しているようですね。

なぜサンライズの巨大ロボットの色は、赤・青・黄? 世代越えて愛されるトリコロールカラー誕生秘話


色に関する研究 ジャッド「四つの原則」

秩序の原理: 規則的に配置された色空間から、規則的に選ばれた色は調和する。

なじみの原理: 日常で見慣れた色の組み合わせは調和する。

類似性の原理: 色に共通性を持つもの同士は調和する。

明瞭性の原理: 明快なコントラストのある色同士は調和する。

※参照: cocoa web さん


いきなし小難しい単語を並べましたが、色についてきちんと法則を見出した学者がいるみたいです。説明を読んだだけでは何を言っているのか分かりません。PSO2のキャラクリに置き換えてみましょう。


普段アル中が選択しない色を題材にカラーパターンを試してみます。

基本は緑。以下のRGBです。この色自体、また色相環に関しては配色の見本帳さんより頂戴しました。

RGB | R143 G255 B178


















機械的に色相環から抽出した色をパーツカラーに割り当てました。

色の組み合わせの候補はそろいました。
実際のキャラクリの場合、色を操作できない部分があったり、色の面積が部位によって変わります。


無彩色に分類される黒を織り交ぜ色の位置を変えてみました。カラフルではありますが、今一つまとまりがありません。補色を使うコンプリメンタリーをベースに無彩色も使って組み上げてみます。



確かに色の数を抑えた方がまとまりのある印象を受ける気がします…。もといボデペイントの色が調整できないので、黒い色が浮いているのかもしれません。



ボディパーツの多くを無彩色の白にしました。まとまりが出てきたかもしれません。



胸元の黒が邪魔だったので、ボディペイントを外してみました。この方がよさげです。

気が付いたら、「ピンクと白と緑: 三色団子」の配色になっていました。これが馴染みの法則。文化的側面とは恐るべし。



コーデ詳細

ヘアスタイル: ベルタスレイヘアー
まゆ: コーディアまゆ
まつげ: フタエノゴージャまつげ
メイク・フェイスペイント1: グラッシーグロスリップ/3
メイク・フェイスペイント2: ハデナメイク/B
ボディペイント1: シンプルベアトップ/B ※最終的に却下
ボディペイント2: グレオーンペイントT2
ボディパーツ: コルセロ・ボディAF
アームパーツ: ベルタスレイ・アーム
レッグパーツ: ゲツエイ・レッグ/2
アクセサリー1: RINAの腰飾り
アクセサリー2: シャルフアクセ


アル中のカラーコーデスキルが5あがった

アークス諸兄諸姉が工夫を凝らしたキャストコーデに近づくことができたかどうか、はなはだ疑問ですが、今回の執筆を通して配色について再現可能な原理原則について学ぶことが出来ました。よく「自分が思い出すためにブログを書いている」と述べている通り、本記事を通して今後のキャラクリライフに生かせる知識を得たように思います。

前回の記事では、ピンクと黄色主体の配色、前々回は言わずと知れたエトワールの配色でキャストを組んでいます。ピンクと黄色の組み合わせはよく見かけるパターンだと経験的に理解していましたが、「ピンクの色相環 - インターミディエート」 でピンクと黄色が紹介されていたことを見て、なるほど鉄板パターンだったんだなと腑に落ちました。大してエトワールは金と水色の配色。はて、この組み合わせは見つからない、、、となったわけですが、「それこそ基礎を何百、何千周もしたPHANTASY STAR CREWのプロのデザイナーがなせる技ってもんでしょ」と一人で納得してしまいました。



※執筆にあたり勉強させてもらったWebサイト

・ベイジ - デザイナーじゃなくても知っておきたい色と配色の基本

配色の基礎となる原理原則を網羅的に解説しています。

https://baigie.me/officialblog/2021/01/27/color_theory/


・cocoa web - ジャッド「四つの原理」

なぜその配色がよしとされるのか、説明を得ることが出来ます。

https://cocoaweb.net/color/judd_colorharmony/


・メガソフト - カラーコーディネートの基礎

https://www.megasoft.co.jp/3d/colorscheme/


・デザインパートナー - 配色デザイン

色を探すにあったって有益なWebツール、Webサイトがそろっています。

https://designpartner.jp/color_scheme/


・配色の見本帳 - 今まで述べてきたことに沿って色をそろえることができる

テーマが決まったらここで一度色を探してみるとよいでしょう。

https://ironodata.info/


・HUE/360

分かりやすいサンプルで、素人でも色相環とトーンを揃えることがが出来ます

https://hue360.herokuapp.com/


・販促の大学

https://hansokunodaigaku.com/koukoku_post/5067/


・MediBang Pro - 配色の割合は70:25:5

https://medibangpaint.com/use/2020/12/tips-for-choosing-colors-for-your-character/


・egaco - もう配色で迷わない!イラストの配色を学んでおおっ!となる色選びへ

https://comic.smiles55.jp/guide/8903/


・日経新聞 - 戦隊モノ、アイドル…、グループにおける色と役割の関係
2011年執筆の記事ながら、脈々と続く日本の色文化に思いを馳せることが出来ます
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3000U_Q1A131C1000000/

・dmenu - なぜサンライズの巨大ロボットの色は、赤・青・黄? 世代越えて愛されるトリコロールカラー誕生秘話

#オリキャスサミット に行ってきた

4月 07, 2024

 


毎週共通ブロックのどこかで開催されているアークス集会。前回のアーマードコア集会から約半年ぶりに参加してみました。というのも、主催が同郷ラグズ(ship05)のリッカさん。これは集会のガヤとして、役割を果たしてやらねばなるまい。



即興で用意したキャス子で参加したものの、スーパーキャスト勢の本気っぷりに慌ててキャス男に切り替えてお邪魔しました。とにかくトゲが激しくて、見ているだけで突き刺さって来そうです。

見事なドラゴンキャストですな。脚のディティールカラーが特に良いです。


昨年8月ごろに開催されたキャスト周回でもお見かけしたことのあるキャス子さん。前回の当ブログ記事で掲載したN-ソルリス・ボディをお使いだったのですが、そそられたのは、レッグのデュノプディラ・レッグ。ちょうどポーズが変わってしまったので見えづらいですが…。さっそく確保しておかなければ。


魔王様。
ソダムアクセサリーを使うとここまで禍々しさを演出できることを見せてくれました。ヘッドは、かのオーディンヒャルヒムなところもナイスチョイス。いやー、これすごいっすね。


鉄板のヒーローカラー。ガンダムしかり勇者シリーズしかり。男たちはとにかくこのカラーパターンが好きなのです。


場が温まって来たのかキャス子勢の姿も増えてきたので、せっかく用意したこともあり着替えてきました。

…てか、これ同じキャラクリで作られたものなんですよね…。PSO2のキャラクリって本当にすごいな。どうやってるんだろう…。


今回はガチのキャスト周回だったらしく、キャス子の姿はまばらでした。それでも見るべきものは多いですねぇ。


思わずロビアク「ツーショット」で寄り添ってしまった勇者様。このキャストレッグ、あったかしらと思ってしまうほどです。…アル中の中佐がガチムチすぎるのでふくらはぎもぶっといのです。


そして極めつけ。
これ、どうやって作ったの?もとい、どこから発想を得たの?と聞いてみたくなります。すっかりアニメもドラマも映画も見なくなってしまったので、インプットが希薄なアル中は到底及ぶこともなく。ロビアクで浮くにしたって…どのロビアクを使っているのでしょうか。


そして、リテムの最終兵器と言えるキャストさんがいました。ハーディ、モフセン、ジャリルの爺さんたちがフュージョンするとこうなるのでしょうか。めっちゃリッチなキャストです。







コーデ詳細

フェイスタイプ: T2
ヘアスタイル: アネモスアルベーラヘアー
瞳: ウォータリーアイ
まゆ: コーディアまゆ
まつげ: キリットまつげ
メイク・フェイスペイント1: グラッシーグロスリップ/3
メイク・フェイスペイント2: ハデナメイク/B
ボディパーツ: シャノフ・ボディ/2
アームパーツ: フロリアーネ・アーム
レッグパーツ: N-ナイトメア・レッグ
アクセサリー1: コルセロハット
アクセサリー2: メナート8021サークルウィング/B
アクセサリー3: アクセルバイザーC

一周回ってというか、1月末に開催されたT2集会以降、T2顔でうろつく機会が多いです。シルフィーフェイスは、光の加減によって顔つきがあまりに変わりすぎです。強い照明が当たっているところであればよいですが、夕暮れ時のショップカウンター前とかビックリです。スキットフェイスもよいですが、詰めていくならリアル寄りもできるT2でいいんじゃないかと。ハツラツフェイスは触ったことないです。噂によれば新しいフェイスタイプも実装されるとか。

このコーデは、シャノフ・ボディがこだわり。昨年9月ごろに公式Web漫画の「せんとらるっ」でリアメイさんがフィーチャーされていた時気づいたのです。これ結構趣味がでてるデザインだな、と。ミッションパスでカラーパターンが異なるアレンジパーツがよく配布されます。あれも貴重な選択肢、配色が変わるだけで結構印象が変わります。

今回キャスト集会に参加したのは、キャラクリの技巧の高さを見る以外に、配色のバランスについてサンプルを得るためという目的がありました。次回あたりに記事にできればよいですが…。

おしえてパンゴラン先生 - デュアルブレード

3月 31, 2024

 


2023/12/6、リニューアルによって大きく進化したデュアルブレード。単に煌びやかになっただけでなく、高い攻撃力と引き換えだった操作の硬さが緩和され、万人に使いやすいようになりました。細々と使った限りですが、一筆認めておくことにします。


ピニオンブレードで切り抜けろ

デュアルブレードには3撃目のクロススラッシュ(X斬り)にガードポイントがありますが、これは超上級者向け。分かりやすいところではとにかくピニオンブレードです。

特徴は以下。

・発動中は無敵である

・リキャスト時間は30秒

・攻撃をエネミーにヒットさせることで、発動のゲージが溜まる。

発動中は無敵という点が、かなり有用です。3.5秒の硬直があると捉えるか3.5秒の無敵時間があると捉えるかは個人の自由ですが、アル中はかなりのメリットと捉えています。

ハリアーランページのテックアークカスタマイズ1が、ピニオンブレードのゲージ蓄積率+10%のボーナスが付く効果を持っています。簡単ではありますがアル中が検証した結果、次の通りとなりました。


●訓練標的に向けて攻撃

ハリアーランページ(カスタマイズなし): 21回

ハリアーランページ(カスタマイズ1): 19回

通常攻撃のみ(1,2,3弾フルヒット): 55回

フォトンブレードのみ(ファナティックブレード無し): 500回



●パンゴランに向けて攻撃

ハリアーランページ(カスタマイズなし): 7回(フォトンブレードの雨が全てヒットしてMAX)

ハリアーランページ(カスタマイズ1): 7回(フォトンブレードの雨が降る直前でMAX)

ハリアーランページ(カスタマイズ3): 7回(フォトンブレードの雨が全てヒットしてMAX)

通常攻撃のみ(1,2,3弾フルヒット): 20~22回

フォトンブレードのみ(ファナティックブレード無し): 170回


標的とボスではゲージの蓄積率に大きな差が生まれました。ボスに対してハリアーランページを使うと30秒のリキャストを待たずにゲージMAXになることがあります。この気づきを受けて今回の検証を実施することにしたのですが、標的(雑魚扱い?)とボスではここまで違いがあるとは…。標的の扱いは不明ですが、いずれにせよボス戦ではかなり強気でピニオンブレードを狙いに行ってよいことが分かりました。


強力なカウンタースキルを全力で生かす

アップグレードで強力なカウンター攻撃を得ることができました。

・ブレードカウンターオルタネーション 

先行してソードに実装されていたオルタネーション。ステップ、武器アクション回避後に通常攻撃ボタンを押下することで、高速に接近しかつ強力な斬撃を与える。特にこの接近がポイントで、上下左右問わず接近するため距離を詰める道具として使える。武器アクション回避が、旧PSO2のデュアルブレード並みに緩く扱えるようになった点も大きい。

・ブレードアーツパリィ・ブレードアーツパリィカウンターエッジ 

PA中に一度だけバリアを発生させ攻撃を回避できる。回避に成功すると、再びバリアを発生させることできる。バリアはPAのモーション中いつでも発生させることができる。他の武器のようにアクションによる制限は受けることはない。ブレードアーツパリィカウンターエッジが特に強力で、お仕置きのゲンコツソードをエネミーにヒットさせる。回避に成功しさえすれば何度でも発動できる。乱戦時にかなり生きてくる特徴で覚えておきたいところ。受付時間も緩いので臆せず使っていく。現在のツインダガーのような、時流から3周遅れの武器アクション(スピン)に比べれば、遥かに使いやすい。

ごちゃごちゃ語りましたが、この2本の柱がデュアルブレードのPAを強力にサポートしてくれます。アップグレード前ではステップ回避の受付制限が厳しくワンチャンスのパリィで凌ぐことを強いられましたが、ステップ回避の受付も相当に緩和されました。武器アクションのフォトンブレードで牽制しつつ、一気に距離を詰めることできます。今後ゲームの成長に合わせ、エネミーの攻撃が激化することが予想されます。何度も練習してタイミングをマスターしておきたいものです。


縦横無尽に戦場を駆け抜けるフォトンアーツ

上述のカウンターアクションを得たことで、自信をもってPAを使うことできます。デュアルブレードのPAは移動を伴うものが多く、上下左右自由に移動できます。

・ローリングフェザント

縦にぐるぐるするPA。一見冗談めいた見かけではあるが、使用する機会はかなり多い。ロックンした場所に上下含めて接近する。ドッツのような背の高いエネミーや、高所から迎撃してくるエネミーに対して距離を詰めることができる。移動中もパリィがあるので、タイミングを合わせてガードするべし。接近しだい派生させて、定点攻撃に切り替えよう。

・ストークディストラクション

平時もっとも使用頻度の高いPA。旧PSO2時代、デュアルブレードをデュアルブレードたらしめたディスパースシュライクとほぼ同等のPAと言える。幅広の攻撃判定を直進方向に発生させるため、よろめき判定のある小エネミーへの突進や、混戦時の牽制と活躍の場は事欠かない。不用意に派生させると移動が止まってしまうので、誤爆には注意。

・レイヴィングファルコン

エトワールデュアルブレードのPAライトウェーブを想起させる衝撃波を飛ばす。派生でエネミーに急接近できる。ローリングフェザントよりも早く接近できるので、お急ぎの時はこちら。

・ハリアーランページ

大ぶりのPAで影を潜めがちではあるが、上述の通りピニオンブレードへのつなぎとして非常によい。どのPAにも言えることであるが、高い回避能力を得たので勇み足で挑みたいところ。

カスタマイズ:タイプ1

アル中が普段使っているタイプ1。結果としてピニオンブレードへの貢献は、PA0.5回の差となった。実際の戦場ではPAにファナティックブレードでフォトンブレードを飛ばしたりカウンター攻撃を挟んだりすることになる。タイプ3を使ってみたところ、モーション中に被弾するとPAが中断されてしまう。タイプ1はスーパーアーマーを得てごり押しできる点がポイント。

カスタマイズ:タイプ2

タイプ1に満足しているため使ったことがない。バウンサーはボスエネミーダウンに貢献するスキルを持っている。このタイプ2を選ぶ場合は、これらも最大投資するといいだろう。

カスタマイズ:タイプ3

ハリアーランページ完走までの時間が短くなるため、ピニオンブレードへの貢献はタイプ1よりも大きいと言えるだろう(ストップウォッチで測るのは面倒なので未検証)。ただし被弾には注意すること。


ざくっと自分が感じていることを吐き出しました。今のデュアルブレードはぶいぶいイケる奴だと思います。やはり防御能力が整った点がポイント。近々テックアーツカスタマイズに新要素が追加されます。ここでまた新しい評価が加わることでしょう。

※道中、ツインダガーを酷評しました。12月ごろフリューガルドダガーを手に入れたので強化エイジス相手に使っていましたが、時代遅れすぎです。Youtubeでは、はやさわあいかさんの動画を見る機会がありました。感じていることはほぼ同じです。旧PSO2ではツインダガーを長く使っていましたので、今後のアップグレードで前線に返り咲けることを期待します。デュアルブレードと組み合わせたら楽しいのだろうか。スキル的にもダウン重視でマッチしてるし…。とにかく武器アクション(ガード)とカウンターが旧時代すぎるのとアクセルドライブの発動条件、移動開始にかかるまでの時間がショボすぎます。ライフルのライフルグレネーダークイックリロードと比較すると、最早虚しさすら覚える始末。強化エイジスではスピンしてる間に、次の展開が始まっています。メリーゴーランドに追いつくことすらできていません。




コーデ詳細


ヘッドパーツ: N-ライナー・ヘッド
ボディパーツ: N-ライナー・ボディ
アームパーツ: N-ライナー・アーム
レッグパーツ: N-ライナー・レッグ
武器迷彩: *エールスターライト
フォトンアーツ: レイヴィングファルコン

テンプレですので、詳細を語る必要はないでしょう。PSO2NGSリリース当初、新世コスチュームリクエスト総選挙にて、堂々上位を占領したライナーシリーズ。旧PSO2 Ep6の指揮を執った吉岡さんは、PSO2放送局で『アークスの皆さんは、ヒーローのようなキビキビ動くクラスがご所望のようでしたので、エトワールの後ラスターを作りました』とエトワールが不評であったかのようなコメントをしていた記憶があります。今更言うなよと言われるかもしれませんが、アル中はエトワール推しです。Ep6になり宿命と言わざるを得ないほど弱体化したヒーローに代わってアル中のPSO2ライフを支えてくれました。今でもラグズ(5鯖)で固定激震チャレをプレイしていますが、エトワールでプレイすることがあります。派手でいいんですよね。セレスティアルコライドやフルコネクト、プロテクトリリースとアル中の趣向をそそる要素が満載です。うるさいだけのガヤの声を真に受けて、サイレント勢の存在を無視してほしくない。…ぶっちゃけ、今のピニオンブレードの攻撃アクションって、要はフルコネクトと同じプログラムでしょ、と感じる始末。往時、コネクトを発動すると、後続の攻撃がものすごい勢いでギアゲージを再び蓄積する仕様に気づいていました。ちゃんと意味を持たせていることに…。




コーデ詳細

ヘッドパーツ: N-ソルリス・ヘアー
ボディパーツ: N-ソルリス・ボディ
アームパーツ: N-ソルリス・アーム
レッグパーツ: N-ソルリス・レッグ
武器迷彩: *エールスターライト
ロビーアクション: ルコットボーズ2

気が付いたら冒頭のSSだけになってしまった、エトワールキャス子。過去何度かこのソルリス・ボディを使ったSSを掲載している通り、アル中のお気に入りです。要はスケベなだけですが、そそる要素が多いデザインです。新世コスチュームリクエスト総選挙のアイテムはSGスクラッチで実装してくれたのでアル中は強気で挑むことが出来ます(お勧めはしませんが、マー君やるとそれなりにたまります)。Ep6のオープニングは今でも結構なツボで、見返すことがままあります。Sympathy2023に向けオープニングテーマである「As One」を翻訳したものですが、NPC個々人が思うままの言葉を口にしていたEp1の散り散りだった部隊が、如何に一枚岩として成長したかを感じることが出来ます。

今後のロードマップを見ると、7月まではストーリー進展しない模様。喋る敵役が欲しいとTwitterで見かけることがあります。シバ様のように、圧倒的でじっくりかまってくれる相手がいいですね。要は、潘めぐみさんの演技が艶っ艶だったり、ヴァルナのキャラ構成だったりがツボだったわけですが…。

シャトー・オー・ブリオン

2月 25, 2024

 


格の違いとはこのことか。
吞兵衛としてのマイルストーンを、一つ通過しました。

コロナ禍では東京に赴くことも憚られ、大きくスパンが開いてしまいました。いつも豪快なセールスをかけてくるワイン商も相当苦労したようです。

ドメーヌ・クラランス・ディロンのセールス・ディレクター ギオム・アレクサンドル・マルクス氏の紹介(めっちゃ達者な日本語通訳のフランス人付)を受けつつ、フランス五大シャトーの一角、シャトー・オー・ブリオンのブランドを楽しむことができました。浅い情報をもとに名前だけで喜ぶ日本人ではありますが、このドメーヌ・クラランス・ディロンというのは、アメリカの金持ちが営む会社のようで、シャトー・オー・ブリオンを買い取ったんだとか。シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン、シャトー・カントス(クウィントゥス。ネイティブの発音を無理やりカタカナにするならクゥイントゥス)の3つのブランドを持っていて、今回はこの3ブランドを試飲できました。※正直業界の人間ではないので勢力図に関して、精度はご勘弁。

左から順に試飲が始まりました。最後に白ワインを持ってくるのは、マルクス氏の粋な計らい。赤ワインが続くとタンニンの風味に疲れてしまうだろうから、とのこと。

毎度のことながら好き一辺倒の素人の感想です。赤ワインは順を追って酒の格が上がっていきます。当然美味しさも上乗せです。あしからず。


1. 2019 La Dragon de Quintus

ぶどう種: メルロー 86%、カベルネ・フラン 14%
ふち: 少しねっとり
色: 濃い紫
香り(アロマ): ぶどうの果実味、どストレート、非常に臭みがない
ファースト: めっちゃ美味い
味: チェリー、赤い果実、フレッシュ感
戻り: 清々しい充足感。すっきり、さっぱり
ボディ: ミディアムボディ~フルボディ

テーブルにグラスが運ばれた時点で芳醇な香りが薫ってきます。

飲む前からアル中の心は飛び跳ねているわけでありますが、ボルドーワインがお好きな方であれば一度は聞いたことがあるであろうサンテミリオン。この地で作られたワイン。スライドに表示されたドローンで上空から撮影された画像では地の果てまでブドウ畑が点々と広がっていました。日本では土地を広げてもすぐに山にたどり着いてしまいますが、フランスでは丘といった起伏はあっても産業を遮る山とまではいかないのでしょう。説明でも標高65メートルで、日当たりのよい丘なんだとか。「日本ではブルゴーニュが大変人気だと思います。それと似たような作りです」とのこと。

ビラージュ: サンテミリオン・カントス
プリュミエクリュ: ドラゴン・カントス
グランクリュ: シャトー・カントス

の住みわけ。

既知の通り、フランスは戦争ばかりで昔は大きな見張り台があったそう。今ではサンテミリオンも世界遺産に登録されており簡単に大きな建造物を建てることはできません。そこで代わりにドラゴンの像を建設し、見張りをさせているのだとか。なるほど、正に入口に立ったわけだ。

とにかく肉が喰いたくなります。牛か鹿を焼いた奴がいい。

2. 2013 Chateau Quitus

ぶどう種: メルロー 80%、カベルネ・フラン 20%
ふち: 粘度が強い
色: 濃い紫
香り(アロマ): 信じられないほどの果実感
香り(ブーケ): 強い香りに変わる
味: 酸味、日本料理に限らず様々食べている人向け。ドイツのリースリングや貴腐ワインと言った甘いものを好んでいる人は向かない。
フィニッシュ: 酸味からくる飲みごたえ
戻り: 固さを感じる 酸味
ボディ: フルボディ

シャトー・カントスというブランドを始めたのが2011年。シャトー・オー・ブリオンの醸造チームが始めたブランドなんだとか。醸造所の経営者やチーフリーダー、蔵の管理者の写真を紹介してくれました。曰く2013年は厳しい仕上がりとなった年で、長い熟成には向かないんだとか。その分、価格帯的にもシャトー・カントスのブランドを味わっていくにはちょうど良い入門としてよい。お勧めはバター料理。マルクス氏の紹介でも、味わいが少し固いとありました。アル中は好きな味わいですが、万人受けるするものではないでしょう。
※入門としてよい、とは買い手としてはカチンとくる表現に聞こえがち。ただ、年ごとに出来栄えが変わってしまう以上、これは仕方のない事情なのでしょうね。実際シャトー・オー・ブリオンも常に栄華を誇っていた、というわけでもないように見えます。

3. 2014 La Chapelle de la Mission Haut-Brion

ぶどう種: メモしそびれました…
ふち: スッキリ
色: 濃い紫
香り(アロマ): 酸味、クッキー類の香り、さわやかなぶどう、繊細な印象
香り(ブーケ): The ぶどう と言った印象で、赤ワインというものに抱く正攻法を進んだ
味: 飛ぶほど美味い、美味さ、酸味、味わいに真面目さ(真摯さ)を感じる
フィニッシュ: 清々しさ、飲みごたえ、酸味
戻り: 酸味、ぶどうの香り
ボディ: ミディアム

時間が経つにつれて凄い飲みごたえを感じます。
すっかり陶酔してしまい、メモも大分怪しくなってしまいました。

このラ・ミッションというブランドでは、細かく土壌を分けて管理しているんだとか。それぞれの土地を4つのランクに分けているんだそう。

ランク1: ファーストワイン
ランク2: セカンドワイン ← 今回のワインはコレ
ランク3,4: ブランド品として扱う

このラ・ミッションというブランドは、もともと修道院が保有していたそうで、場内にあるチャペルが紹介されていました。この名残でキリスト教の名残が強いんだとか。宗教の詳しいことは分かりません。御託の前に一献やろうか。

4. 2007 Chateau Haut-Broin

ぶどう種: カベルネ・ソーヴィニョン 46%、メルロー 44%、カベルネ・フラン 10%
ふち: スッキリ、粘度はない
色: 濃い紫
香り(アロマ): 焼けたものの匂い、洋菓子の匂い(パイ生地)
香り(ブーケ): 9月中旬~10月上旬の午後3時、晴れた空に漂うのんびりとした雲が見える
味: 美味いぶどう
フィニッシュ:ほのかにスモーキーな香り、全面には出てこない
戻り: 飲みごたえ、ぶどうの旨味が尾を引く、時間が経つと酸味
ボディ: フルボディ

シャトー・マルゴーでは一発で美味さを表現する言葉が見つかりましたが、シャトー・オー・ブリオンは探し出すのに少し苦労しました。相席だったことや会の前にお昼に食べた天麩羅が影響したかもしれません。冒頭に飲んだLa Dragonと比べるとはるかに太い味わいです。あれこれ赤ワインを飲んできましたが、赤ワインという酒に抱く端的な印象を正しく突き進んだ先にあるものと言ったところです。順調に登り詰めていくとこうなるよね、と言ったところです。マルクス氏の説明では、シャトー・オー・ブリオンのぶどう畑自体はローマ時代から存在しており、2000年くらいの歴史があるのだそう。現在の所有者であるディロン家が買収する前から続いており、現在はジョー・フィリップの3代目が切り盛りしているのだとか。自慢は、他社のコンサルやサポートといったものを一切受けず自分たちだけで運営している点。それだけ作りにこだわりと自信があるということでしょう。面積は50ヘクタール。他の五大シャトーと比べると半分くらいの大きさ。

ちなみに、赤ワインを楽しむときはワイングラスを回す、とよく言われますが、お高いワインではお勧めしません。今回はブーケとして味わいを見つけ出すことができましたが、すこし揺らした程度です。

アル中がメモに耽っていると以下のスライドが紹介されました。あぁ、もう少し右上に雲があるんですけどね、この感じだったかもしれません。


話は変わりますが、世界はこのスケールの土壌です。ケチな地主が抱え込んでいるような小規模経営じゃ、太刀打ちできないのは素人でもわかる。いつまで日本は江戸時代やってるつもりなのか…。

5. 2016 La Clarte de Haut-Brion

ぶどう種: セミヨン 75%、ソーヴィニョン・ブラン 25%
ふち: 粘度はない
色: 黄金色
香り(アロマ): バター、焼き洋菓子(砂糖)
香り(ブーケ): ほのかな酸味、焼き菓子の甘さ、くどさはない
味: 深い白ワイン、酸味ではない
フィニッシュ: 貴腐ワインの甘さではない甘さを感じる、心地よい舌触り
戻り: 飯を食いたくなる(焼いた野菜、魚料理)

これ、とびきり美味い白だな。白ワイン好きには堪らん。と書きなぐるほど。
マルクス氏の話では、シャトー・オー・ブリオンでは同じ畑で赤と白を作っているのだとか。一般的には、赤ぶどうと白ぶどうを同じ畑で作るブランドは少ないとのこと。前回シャトー・マルゴーでも白ワインは突出して美味しかったですが、このオー・ブリオンの白も格別。ここまで味わいがあると、味のつよい料理とも合わせたくなります。曰く、魚料理や貝料理がお勧めとのこと。個人的には白身魚のムニエルが思いつきました。グラスにまとわりつく甘さがとても良いです。年間15,000本。価格的にも何とか手が出るので一本買っておきました。本当はもっと味わっていたかったのですが、宴もたけなわということで、テイスティングの旅は終わってしまいました。この白ワインは、もっと語ってやらんといかん品よ。




退出時、今回試飲できたワインのボトルを確認することができました。きっと、もう2度とお会いできることはないでしょう。正に一期一会。

まかないチャレンジ! 河原のあべ に行ってきた

2月 24, 2024

念願叶い、まかないチャレンジ! の名でYoutubeチャンネルを構えている 「河原のあべ」に行ってきました。

地方から東京墨田区域に出るのは、なかなか時間がかかります。そういえば東京で就業していた時分でも墨田区域はあまり近寄る機会がなかったかもしれません。一度隅田川花火大会で足を運んだことがありましたが、あまりの混雑で会場にたどり着くことなく断念しました。せっかくのお化粧が汗と涙ですっかり落ちてしまった彼女さんを「あぁ、今日のデートは大失敗だな」と申し訳なさそうな顔で慰める彼氏さんや、暑い中必死で交通整備するお巡りさんが印象的でした。


そんな混雑の思い出しかない隅田川ですが、平日木曜日ということもあり全く混雑に見舞われることはありませんでした。河原のあべ公式のぐるなびでは最寄り駅は曳舟駅となっていましたが、GoogleMapをよく見ると押上駅からの距離とあまり変わりません。半蔵門線押上駅で降り、天空の城ラピュタのムスカ大佐顔負けの競歩で向かうこと10分弱、無事あの光景を見ることができました。




路地裏のナントカカントカ、まかないチャレンジです、こんにちは。

と大将のいつもの声が聞こえてきそうです。シーツをかぶってるバイクは大将の愛車ですかね。

開店まで数分あり、支度中の看板がある軒下で開店を待っていると、キャリーバックを持った男性が。曰くライブの帰りで寄れる機会があったので楽しみにして来たんだとか。アル中がまかないチャレンジ!の存在を知ったのは、豪華客船でコロナを完封しようとしていたコロナ初期のころ。男性の話は、もう少し早い時からチャンネルはあったんだとか。こりゃ根っからの大将のファンだ。


名物は天丼や天麩羅定食だと思うのですが、アル中もダンディな歳になってきたので、ざるそばとハーフ天丼セットにしました。てか、大将のだしパックでもある通り、ここのつゆを楽しみたい。…そばとかうどんとか、好きなんですよ。

粋な小鉢で出迎えてくれました。「飲み屋のお通しとかの小鉢でさ、客の目と舌を満足させなきゃ店じゃないよね」とはうちの両親の言葉。どれも美味しかったです。かぼちゃの煮付けが特に○。

アペリティフではありませんが、さっといただいて本番に備えました。


そしてそばとハーフ天丼セット。この天丼食べきれるのか。と一瞬構えてしまいましたが、あっという間にぺろりんちょ。お店のメニューに書かれている通り全くもたれません。よい油を使っていることと絶妙の揚げ具合であることの証左でしょう。天麩羅のたれは甘口に仕上げてあります。これもくどいわけではありません。次の箸を運ばせるいい具合です。

真ん中の白菜は、大将自慢のぬか床でつけたおしんこ。和食紹介Youtubeチャンネルで河原のあべが取り上げられていた動画によると、開店当初からの10年もののぬか床であるとか。こりゃ美味いわけだ。


天丼で目を引くのは一番手前のレンコンとエビの練り物の天麩羅。紫蘇を添えてあるのがとてもよい。先の和食紹介動画でも「手間かかるんですけど、これ、お客さん喜んでくれるんですよ」とは大将のお言葉。これ喜ばない人いない。あっという間に食べてしまいました。

そして脇にある蕎麦。河原のあべは蕎麦屋ではないのですが、うまいです。そばの締め具合よし、蕎麦つゆもよし。蕎麦はよく占められていて舌触りが心地よかったです。大将の出汁パックの内容物を見ればわかりますが、鰹節だけのお出汁ではありません。昆布としいたけを混ぜないと出せない少し複雑味のある味わいになっています。パートの店員さんに思わず「そば湯ありませんか?」と言ってしまうほど。「そば湯と言える程のもので張りませんが、そばを茹でたお湯でよければ」と対応してくれました。おネギの皿に添えられたわさびをちろちろ舐めながらやるのがまた良いのです。


Youtubeのフレンドリーな印象と打って変わって、板を前にした大将は完全にスイッチが入るのか、とても寡黙です。パートの女性も大将の風貌と天麩羅を常に気にかけていることに配慮してか、必要以上の会話はない様子でした。まぁお仕事してれば、くっちゃべってる暇なんかない。ただ大将の目元と口元は、満ち足りていることのそれでした。好きなことを仕事にしてるということだと読み取ります。正に職人気質。 Here I am.

おしえてニルス先生 - ランチャー

2月 17, 2024


これ、脳死出来ん奴や


昨年のNGSではアサルトライフルの躍進もあって、すっかり影を潜めていたランチャー。1月のアップデートで大きくリニューアルされました。昨年より細々ランチャーの使い方を探って来た上で、現在のランチャーを評しておきます。


ランチャーは常に差し込んで戦う


「ヒーローが強ぇのはいいんだけど、おれは重いソードが使いたいんだよっ!」とは感謝祭2017の会場で談笑にふけるアークスのお言葉。今のランチャーも十分重い奴に仕上がっています。

「差し込む」と評したのは、限られた攻撃チャンスの中でどの選択肢を採用するかを見極める必要があるということ。重い一発を提供してくれるNGSのソードのようにアヴェンジで大ダメージというわけにはいきません。ランチャーは「限られた今使える手牌を見て戦闘を組み立てることが楽しい」と言った印象です。大雑把には次の通り。


1. ボタン押下から発射までにかかる時間を考慮して、どの攻撃手段を取るべきか

・通常攻撃

現状ランチャーアタックリインフォース発動時以外に、積極的に採用する必要はありません。枯渇したPPを回復するための手段と据え置きます。

・チャージ攻撃

こちらもPP回復要員。グルーピングで収束してしまいがちですが、チャージショットは扇状にかなり大きく広がるようです。部位破壊した中型エネミーを怯ませる効果があるので状況を見て使いたいところ。

・カウンターアタック

多くの場合、後述のマルチウェポンを使った回避方法の方が安定していると言えます。が、状況次第ではステップカウンターで攻撃するケースも出てきます。

・フォールンインパクト

テックアーツカスタマイズが用意されたPA。活用できるチャンスは限られるものの、ダメージがよいのでどうにか織り交ぜたいところ。なんだかんだ接近戦になるケースは免れないため、アル中はカスタマイズ: タイプ1採用を検討しています。ミサイルが落ちてくるまでの時間は変わらないように思いますが、取り回しがよいので次のアクションに移りやすいのです。

・フィアーイレイザー

最高ダメージまでには時間がかかるなどと評価されるPA。数値を詰める遊びに飽きたロートルとしては「こまけぇことはいいんだよ」と言いたい。アップデートによってエフェクトが派手になり、ザ・ごん太レーザーのいでたちに磨きがかかりました。フィニッシュに大きなガードポイントが用意されています。これを見込んで「差し込み」ができるかが腕の見せ所。ちなみに先日実装されたGuのチェインフィニッシュパーティーPPゲインが入ると、永久にPA継続できます。高所から撃ちっぱなし。パープルトリガーとかやべーっす。

・マルチプルローンチ

取り回しの悪いランチャーにとって一筋の明かりと言えるPA。移動しながら攻撃でき、かつ貴重な定点攻撃であるためロックオンできるエネミーとは相性がいい。

・ディバインインパクト

漢の武器であるランチャーに、このデカい一発がないことには。チャージ2を念頭に使いがちですが、取り回しがよいのはチャージ1にとどめておくこと。発射時にガードポイントが用意されています。これまたこの一瞬を狙うことになる…。第二次ハルフィリア湖迎撃戦においてはタレット攻撃後の迫る球状振動波を受ける際このガードポイントを狙うと、余裕をもって差し込めます。


2. ランチャーアタックリインフォースは使える状態か

PAに勝るとも劣らぬともいわれるほど通常攻撃が強くなるスキル。方向キーを入力しながら使うとランチャーとは思えないほど移動できる。強化エイジスの針攻撃のように細かく刻んだ攻撃が求められる場面や単純にPPが枯渇している場面で積極的に使うとよい。


3. WBは張られているか、次の演出に向けて残弾は十分か

レンジャーの宿命であるウィークバレット。ランチャーでもその強さは健在で、純粋にウィークバレット自体の攻撃力が高い点がポイント。ワイドレンジウィークバレットではかなり広く扇状にウィークバレットを展開できる。ウィークバレットは他の誰かをサポートするためだけのスキルではありません。レンジャーの立派な攻撃手段の一つです。


4. スティッキーボムを今使っておくべきかどうか

高ダメージ高PP回復と大きなメリットが期待できるものの、リロード時間や発動までに時間がかかるとなかなか難しいスティッキーボム。フィアーイレイザー継続のためのPP回復要因となりがち。ただこれではあまりにもったいない。アル中はまだ答えを見つけられていません。


回避はライフル武器アクションに任せてよい

PSO2NGSにおいて武器アクションが武器の強さを決めるといってよい、とは多くの人の同意を得ることと思います。ランチャーの武器アクションがスティッキーボムであり、ステップ回避の判定時間が短めである以上、ランチャー利用時においても安定した回避策を用意する必要があります。白羽の矢が立つのは、ランチャーの存在を霞の彼方に追いやっているアサルトライフル。レンジャーを支える大事な武器です、仲良くしてや。

ちなみに、いつでもライフル武器アクションでよいとはいきません。以下のPA中はステップ回避のみ利用できます。

・マルチプルローンチ

フィニッシュに至るまでの間、ステップで回避することができます。ライフル武器アクションは受け付けてくれません。フィニッシュは強力なガードポイントを持っているので、あえてステップ回避する必要はないでしょう。

・ディバインインパクト

チャージ中は、ステップ回避のみです。こちらも発射時にガードポイントがあります。PPがもったいないので、エネミーの攻撃に合わせてチャージ1段目でさっさと発射してしまうのはありだと思います。むしろ利用頻度の高いディバインはこっち。




上記の通り、ランチャーのスロットに、アサルトライフルの武器アクションを割り当てています。ランチャーアタックリインフォースとスティッキーボムは、サブパレットで発動…本当にそれが最適解でしょうか。


部位破壊効率



ランチャーを使っていて思うのは、手数の割に中型エネミーの部位がよく弾けること。ニルス先生とデュエル1で戯れていた時は、ソードPAのリレントレスクリーヴで先生の脛をバンバン割ったものです。部位破壊に関するエビデンスには程遠いですが、ニルス先生の右脚を破壊するまでの手数を数えました。※装備品による補正があるかどうかは分かりません。傾向の目安としてください。

●クラス: RaHu
・通常攻撃(1~3): 13ループの3弾目
・通常チャージ(ランチャーチャージグルーピング): 24回
・ランチャーレインフォース発動(1-3): 9ループ目の3弾目 (途中7ループしたタイミングで30秒経過)
・マルチプルローンチ: 7回目(フルヒット)
・フィアーイレイザー: 19秒(アル中のPPが底をつき、フィニッシュ発動で破壊)
・フォールインパクト(ノンカスタマイズ): 17回 ※注意
・ディバインインパクト(ノンチャージ): 26回
・ディバインインパクト(チャージ1): 13回
・ディバインインパクト(チャージ2): 8回

なかなか面白い結果が取れました。意外だったのは強い強いと言われているランチャーレインフォース時の攻撃が、部位破壊にあまり寄与していない事。取り回しのよいマルチプルローンチか、ディバインインパクト(チャージ1)を短い間隔で撃ちまくることが部位破壊しやすいのかといった印象です。フォールインパクトを注意としたのは、ニルス先生の体格的にフォールインパクトを脚に当てるチャンスが非常に限られているということです。上記SSのように大きく脚を開くモーションがチャンス。うーん、エビデンスとして正しい結果になっているかどうかは分かりません。
なお、少しでも結果を平均的にするためサブクラスをHuにしましたが、部位破壊を楽しむのであればサブクラスはBoがよいでしょう。アル中も普段サブクラスはBoにしています。中型割れると戦いやすいので…。




どれがどの攻撃で部位破壊したのか忘れましたが、大体1.5割程度ダメージを蓄積すると部位破壊です。一瞬単純に蓄積したダメージ量だけで判断しているのかとも思いましたが、微妙に違うようです。1枚目の画像とそれ以外の画像でHPゲージの減り具合が異なります。NGSお得意のダメージブレ幅が原因でしょうか。であれば、余計に純粋なダメージとは別の枠で部位破壊は制御されていると考えられます。






コーデ詳細

ヘアスタイル: スパイキーウルフ
ベースウェア: N-上なしラフジーンズ[Ba]
アウターウェア: N-モッズコートT1[Ou]
インナーウェア: N-タンクトップ/2[In]
ボディペイント1: セルヴィーシャグローブ/B
ボディペイント2: セレヴィアンニーソ/B2
アクセサリー1: ヘッドゴーグル
アクセサリー2: ブラックハートWマフラー
アクセサリー3: レッグポーチ
アクセサリー4: レッグバレットベルト
武器迷彩: *ガンブレイズアルマティ

2016年以来再びの登場となったコーデ。レイアリングウェアは早いうちにN化されていてライフルを振り回しているにもかかわらず、すっかりこのコーデのことを忘れていました。過去のコーデと大きく異なる点は、ラフジーンズにあったブーツではなくなっていること。アクセサリーでヒツギちゃんのブーツがあるのですが、あれは服と干渉するためまとまりがよくないのです。皮のかっちょいい靴で戦場をかけまわるとか戦う前から負けていると思ってしまいますが、止むを得まい…。




コーデ詳細

ヘアスタイル: デヴァンダヘアー
ベースウェア: ヴォニチッテT2/B2[Ba]
アウターウェア: サイザーシルエッタ/B[Ou]
インナーウェア: ケイカエンヨウ[In]
アクセサリー1: くっきり二重まぶた
アクセサリー2: 盛りまつげ
アクセサリー3: スキッパーゴーグル
武器迷彩: *メセタンシューター

*メセタンシューター、いつか使う時が来るだろうと確保しておきました。せっかくのランチャー祭りなのでこのタイミングで使うことにしたのです。デヴァンダヘアー、ACスクラッチ登場当初ではT1向けヘアスタイルにも関わらず非常に高いメセタで取引されていました。これはスクラッチの再販にて確保しておいたもの。というか、スクラッチも滅多にやらないのでアル中は常にメセタがありません。レア堀もいまいちですし。ベースは過去記事で使ったT2のキャラクリをそのままに、ヘアスタイルとウェアを変えています。スキッパーゴーグルがいい味出しています(思わず空きっ腹って言ってしまいそうです。空きっ腹に飲むと利く)。当初の予定では、4人揃ったSSを用意しようと計画していたのですが、画像の用意も切り抜きも時間がかかるので今回は見送ることにしました。






コーデ詳細

ヘッドパーツ: プロヴォス・ヘッド
ボディパーツ: ライカンスロードダ・ボディ/B
アームパーツ: ウェテルノ・アーム/B2
レッグパーツ: シュティング・レッグ
武器迷彩: *リサージュアルマティ
ロビーアクション: ランチャーポーズ

X(旧Twitter)にツィートしたところ、多くの人からいいねをいただいたコーデ。もともとはブックマークしておいた他の人のコーデを思い出して、手持ちのキャストパーツで対応したもの。ライカンスローダ・ボディの胸元が、マッチョマンの大胸筋を思わせたことがトリガー。体系は普段通りのスレード中佐のまま。かなりのマッチョにしています。太ももが立派なシュティング・レッグ、肩の丸みが病み付きなウェテルノ・アームをそろえ、ここはシンプルな一眼ヘッドにするしかないだろう。リサージュアルマティを念頭にしたコーデですので配色は橙色と黒のシンプルなツートーンに。






コーデ詳細

ヘアースタイル: プリムラロング/B
ボディペイント1: なし
ボディペイント2: なし
ボディパーツ: N-ソルリス・ボディAF
アームパーツ: ライディー・アーム/B
レッグパーツ: N-ソルリス・レッグAF
アクセサリー1: テリザティアラ
武器: *クリスティアアルマティCV
フォトンアーツ: ディバインインパクト

キャス男が上手くはまったのでキャス子もウェポンとカラーを合わせたキャラクリ(気分はウェポノイド)ができないかと突貫で用意したもの。クリスティアアルマティCVは白青金色の配色だったので、これに倣いました。旧PSO2はEp5,Ep6と緻密な意匠でできのよいものが多いです。先日エトワールキャス子のパーツであるソルリスシリーズがミッションパスで配布されたこともあり、武器の金色をこのパーツに当ててみました。とはいえ、ソルリスパーツはすでに何度も使ったことのあるパーツ。定番とはいえたまには違うものを組みたいところです。ここ数ヶ月キャストパーツの購入を怠っているせいかラインナップが増えていないのがつらい。ささっとユニット作らないと…。
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