おしえてソウラス先生 - パルチザン


バレットボウが玄人向けなら、パルチザンはセクシーな武器と言ったイメージを抱いていました。ご認識の通り、熟練を要する武器のようです。


ここが辛い


武器アクションで派生する要素が多く、誤爆リスクが高い


パリィ

定番のエネミーの攻撃を去なす防御。下記アクションが同じボタンで発動するため、誤爆が尽きない。特にパリィでエネミーの攻撃を去なしたいのにアサルトチャージが発動した場合には、イラつきすら覚える。パリィに成功しても連続して高ダメージのカウンターに繋げられない点もペースダウンの要素。ソードはザクザク反撃できるのにねぇ。

アサルトチャージ

PA発動後に武器アクションで発生。 発動に必要な舞いをしている間に、緊急ボス戦では次のフェーズに移っている、マルチではエネミーが一掃され、次の狩場で戦闘が始まっていると言った始末。旧PSO2では最終的に一回のPAで舞いの前と舞いを終えた後の2回JAサインが発生するようになった。NGSでは「アクションを再構築する」と勇んでいたはず。舞い要素を歓迎しているアークスはどの程度いるのだろうか。

ヴォルグラプター

ニュートラル時に武器アクションボタン長押しで発生。PA後にヴォルグラプターを発動しようとするとアサルトチャージが誤爆する。アサルトチャージ後にヴォルグラプターを発動しようするとパルチザンクイックアサルトが誤爆する。ヴァエルと対峙した時には、高いダウン値もあって彼をヘロヘロにできるのでうまく使いたいところ。有効活用したいパルチザンの強みであるが上述の通りである。となると、安定してヴォルグラプターを発生できるタイミングは…。

パルチザンクイックアサルト

ステップアタック、ステップカウンター、アサルトチャージ、フォトンブラスト後に武器アクションで発動できる。エネミーへの高速な接近、かつ無敵時間とパルチ要のスキル。とは言え、パルチザンでは武器アクションボタン要素の衝突が激しすぎる。


行動の節々に待ち時間があり、多重攻撃に太刀打ちできない


・ヴァエルの猛烈フック&ビーム、イカくんカイザーライズ(旧PSO2 PA)
・ソウラス先生の種子の波動&ミサイル、掌底

と、枚挙に暇がない。
老練のダイダルソードを相手にしていたNGS最初期のペースであれば決めポーズやニュートラル状態を待つの余裕はあったかもしれないが、今では足を引っ張る要素に。同じ問題を旧PSO2でも繰り返していたような。最終的に舞いはあってないようなもので、PP回復するための要素みたいな扱いに。


武器アクションガードからすぐに反撃に繋げられない

ソード、ワイヤードランスその他諸々と異なり、武器アクション回避直後にカウンターの恩恵のある反撃ができない。デュアルブレード、ジェットブーツ、アサルトライフルでは攻撃判定の続く限り何度でもカウンターができる。イカくんカイザーライズは反撃の大チャンスに。動きの激しいエネミーが多くなってきた現状、射程の短い3倍アサルトチャージで割に合うかは不明。当たらなければどうと言うことはない!


アヴェンジを成功させないと無敵判定のあるカウンターができない

カウンター頼りの綱のアサルトチャージも、アヴェンジ成功した後でなければ被弾リスクがある。他武器の多くがPP消費を伴わないカウンターに無敵要素がある現状、かなり出遅れていると言わざるを得ない。クイックアサルトは救いの一手であるようにも思えるが、発動を示す紫色の光が発生までに若干のインターバルがあり、アヴェンジアサルトチャージからクイックアサルトの一連動作の中で無敵を継続できない。


攻撃頻度が限られている中、ダメージブレ幅じゃんけんに負けるとやる気が失せる

ランチャーでも言及した問題。特にハンター武器はエネミーの攻撃ありきのアヴェンジに強く依存するため攻撃頻度が必然的に少なくなる傾向にある。ブレ幅じゃんけんはプレイヤーの技量でカバーできない。ダメージの桁数も大きくなってきたので、ブレ幅じゃんけんに負け続けると本気で気が滅入る。気になる人は装備構成を工夫して欲しい。旧PSO2では⭐︎13以降は最低ダメージ幅の保証が入った経緯がある。そろそろワンチャン?この辺の演出に関しては、運営のエネミーHP設計の腕の見せどころ。



こうやってカバーする


パルチザンをクソミソに酷評したのはこの考察を見出すため。PSO2アクション班が武器をおざなりにするわけがない。


カウンターはマルチウェポンに一任する

正直な意見。ソード、ワイヤードランスが優秀なカウンター、無敵PAを持っているため緊急回避含めこちらに委任するのが良策。あれ、パルチザンって何やるの?


パルチザンの防御要素


すでに言及した要素が多々あるが、パルチザンで戦い抜くためにカテゴリーにまとめておく。

パリィ

ニュートラル時に武器アクションで発動。アサルトチャージのダメージを増強する特典を得られる。

ハンターアーツジャストパリング

説明不要の重要スキル。PA発動時に無敵時間を付与する。アヴェンジの前提となるスキル。

パルチザンクイックアサルト

常に無敵時間。垂直方向にも移動するので、ネクスエアリオやデストラグラスと空中戦ができる。正にパルチザンのイケメンスキル。パルチザンの攻撃の多くが任意のタイミングでステップキャンセルできることも有用。エネミーが遠くに行ってしまった場合でもリカバリーできる。

アサルトチャージ

発動時、前方にガードポイントがある。ノンチャアサルトチャージを頻繁するとエネミーに貼り付くことができる。アサルトチャージはダメージメーカーであると同時に立ち回りにも影響する。

通常4段目(パルチザンアタックエクストラ)

高威力、PP回復、発生から最後まで完全無敵、PP回復ありと有数の欲張り性能。

ステップ

パルチザンはステップキャンセルを多くの要素で利用できる。イケメンスキルのパルチザンクイックアサルトも控えている。うまく活用したい。


通常4段目が救いの手


長い無敵時間を誇る、ぬんっ!と横薙ぎの一振り。アナザアーツスキップアタックHuで、PA→PA→通常攻撃4段目にできるので回転率の良いPAを常用したい。発生の早いPAはサイズリッパーとトライアンシフト。トライアンシフトは3回の攻撃中いずれのタイミングでも通常攻撃に連携出来る。


サイズリッパー or トライアンシフト


基本この二つで牽制すると良い。サイズリッパーはシンプルな取り回し、トライシフトは3連撃のいずれでも通常攻撃に移行することができる。この2つでPA→PAと繋げているので、4段目が最速で発動できる。派生の都合で発動しづらいヴォルグラプターも、通常攻撃の後であれば確定で発動できる。チャージ、ノンチャージを適切に見極め、小回りの利く立ち回りに繋げたい。


サイズリッパー連発

パリィで防御してもエネミーの体力は減らない以上、ゴリ押しでダメージを与える意気込みが必要。発生、当たり判定良好のサイズリッパーは主力PA。通常攻撃1段目よりも発生が早い。アヴェンジも割り込ませて、無敵アサルトチャージに繋げたい。

例に漏れずゆっくりさんの動画を手引きにしたわけですが、そこではマー君の連撃をアヴェンジサイズリッパーで全て去なす動画が紹介されていました。闇雲にアサルトチャージに繋げれば良いと言うわけではないようです。

トライアンシフト

YOUTUBEでパルチザンをキーワード検索したらレコメンドに表示されるようになったL.Animaliumさんの動画で多用されていたPA。ソウラス先生ソロ討伐、お見事です。パルチザンの扱いに慣れてきて記事ネタをまとめ始めた時だったので、トライアンシフトの強さに気づかされた時は「取りこぼさなくてよかった」と言った次第です。高度が変わる、と言及されることが散見されますが、このPA、パルチザンを扱う上ではマスト要件なんですね。一段目の発生の速さが全アクション中最速かつステップキャンセルも可能とあり、行動と行動の間をつなげるために使う。


距離を詰める


ノンチャアサルトチャージ

チャージ版の高威力が目を惹きますが、高速ノンチャアサルトチャージを乱発する運用もありなようです。前方にガードポイントがある点も良い。素早い立ち回りで一気にラッシュをかけたい。

パルチザンクイックアサルト

イケメンっぷりは前述の通り。ソウラス先生の大きな腕が横薙ぎをしてタゲが遠方に移動した場合にも、このスキルで対策することができる。トライアンシフトの機動力が目を惹きますが確実さはこちら。


コンビネーション

PA→アサルトチャージ(→クイックアサルト)

ゆっくりさんの動画で言及されている通り、とにもかくにもアサルトチャージを当てない事には始まらないパルチザン。ボスのフェーズが変わろうが、変わる前に打てばいい、そのくらいの気概が必要。チャージ版アサルトチャージを出すまでに手間取ると辛い。PAモーションの長いフェイタルトルネードを撃つ暇があったら、チャージ版アサルトチャージを2発撃ちこもう。

PA→PA→通常4段目→ヴォルグラプター

ヴォルグラプターが打ちたくなったら、この手順。ハンターのクラス設計者が意図的にこうしたのか酒でも飲みながら設定したのか、誤爆が尽きないヴォルグラプターを安定的に発動できる。欲張り通常4段目は無敵時間を持っているので安心。パリィもガード判定がある。…正直な気持ち、ここまで前準備をしないと発動できないのか。残念ながら、マルチでは、もう次の狩場で戦闘が終わっている。

ステップアタック→クイックアサルト

長距離を一瞬で移動できるイケメンコンビネーション。もうハンターは遅いクラスとは言わせない。全方位、自由意思で瞬間移動できる。TrickStar ! ただし、空中戦を楽しむのはソロの時だけにしておきましょう。


スタッブジャベリン

多くのアークスにとってパルチザンを使う動機になるであろうPA。テックアーツカスタマイズ3では、PA単体で大きなダメージを出せる。アル中にとっては、脳を休めることが出来る数少ないPA。L.Animaliumさんの動画では、ダウン・ブレイクのタイミングを見計らいアヴェンジも乗せている。匠ですねぇ。


コーデ詳細



ヘッドパーツ: ブルザイン・ヘッド
ボディパーツ: ガルネージボディ・ボディ/B
アームパーツ: ダンタロス・アーム
レッグパーツ: インフェルド・レッグ
アクセサリー1: BP-G361ヘヴィブレス
武器迷彩: *ブルッジスピア
ロビーアクション: 膝立ち

言うまでもなく、我らがブルーダー。8月のNGSヘッドラインWAVEにてブルーダーコーデの公募があり、アル中もTwitterで応募SSを見ていました(もちろんナナカードさんのブルーダーコーデも確認済)。ブルーダーの配色ってカッコいいんですね。素体はスレード中佐の逆三角形マッチョボディをそのままに、キャストパーツだけを変更した形になります。結構ボリューミーな素体で作った方がキャストはビジュアルが締まるかもしれません。


パルチザンについては、前回のタリス記事を公開した後、集中的に使ってきました。前回のタリス記事が7月13日公開ですから、正に2ヶ月間。正直、パルチザンは2012年のPSO2最初期HuRaFoしか実装されていなかったときにPAのスビードレインを連発するゲームに終始していた時以来、またはチャレンジクエスト激震にてランチャーの解式フォトンアーツ「プロミネンスアサイル」を期待して騙し騙し使っていた程度です。

一応、ソウラス先生はソロで倒せたわけですが、武器はレア泥ブーストのおかげでオルタレルム戦闘セクションで拾ったレイティースピアですし、M.A.R.Sにも頼った形になります。もうちょいしっかりやれよ。…デュアルブレードだったらユヴェールで安定して倒せるんですけど。この辺がパルチザンの修練が足りない点といえるんですかね。冒頭の辛い点は、アル中の本音であることは違いありません。大きく響いてくるのが、パリィからカウンターできない事です。割と本気で。



冒頭SSのイメージは、セントラルの守護輝士。ブルーダーは攻める人じゃなくて、守る人じゃないかと勝手にイメージしています。NGSではサブストーリーで世界観を広める要素が希薄でゲームの世界に傾倒しづらいことが難点。旧PSO2では、一度現役を退いた名工が最前線で戦う者たちの武器を用立てるなどあり、キャラクターたちの息吹を感じることが出来たのですが…。

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