【寄り道】聖剣伝説3 リメイク

5月 02, 2020

1. やり残したことがあると少しでも思う節がある人はやりましょう
2. フェアリーや8体の精霊たちと、またマナの世界を冒険をしたいと思う人はやりましょう
3. 膨大な時間を拘束するオンゲじゃなくて、20時間前後でサクッと一周できるゲームを遊びたいと思う人はやりましょう

4月24日、四半世紀の歳月を経て、聖剣伝説3リメイクがリリースされました。開発会社のXeen社では、聖剣伝説3の大ファンが指揮を執ったのではないかと思えるくらい、往時の聖剣伝説3感を尊重しブラシュアップした作りに仕上がっています。
4月はスクエアのリメイクタイトルが複数リリースされるというイベントチックな月だったようですが、アル中は本タイトル一本のみです。


往時散々やったべ、という気もしなくもなかったのですが、分別が付いた今やってみると、チーム編成の特色を楽しむこともできるのではないか、ということからSteam版をサクッと購入した次第です。


冒頭の番号でいうと、1番目に該当する中の人が選んだ主人公たちはこちら。
3DCGグラフィックになって、もっともその魅力を開花させたのはシャルロットと言えるでしょう。シャルロット軸でPT編成。

・シャルロットが主人公であれば、決戦の地はミラージュパレス → ミラージュパレスはアンデッドが多い → アンデッドといえば、ターンアンデッド → クラスはビショップ
・リメイク版では必殺技や魔法発動による画面停止が大幅に削減された → 往時冷遇されていたアンジェラでプレイすれば新しい楽しさもあるのではないか → アンジェラと言えば8体の精霊、8元素 → 8元素といえばレインボーダスト → クラスはアークメイジ
・シャルロットとストーリーで絡みが強いのは、我らがケヴィン → どのクラスでもケヴィンは最高峰のキャラクターなので、あとは趣味 → 回復はシャルロットが盤石の態勢をとっていることを考慮し、アタッカー特化 → クラスはデスハンド

四半世紀経った今でも即座にPT編成が決まるあたり、若いころの記憶というのは染みついているもののようです。

ラスボスを倒し、追加クラスにクラスチェンジ後追加ボスに決戦を挑むところまで進めました。あとはぼちぼちやります(PSO2も少しやりたいことがあるので)。


現時点でのプレイした感触は、以下の通り。

1. 必殺技、魔法によるゲーム硬直がなくなったためスピーディーに戦いを楽しめる
2. 全体攻撃という概念がなくなり、かつて全体攻撃だったものは範囲攻撃となった
3. 弱攻撃・強攻撃が用意されたことで接近戦のアクション性が増した
4. アビリティが追加されたことで、キャラクタービルドをアレンジできるようになった(例: クリティカル時40%ダメアップとエナジーボールで、デスハンドはクリティカル特化できる)
5. ボス大技の発動を停止させることができるようにゲーム設計されたため、必ず被弾→ヒールライトで回復、というパターンに陥らないようになっている
6. 必殺技がとにかく強い。アンジェラのピンクタイフーンで十分に敵が倒せる
7. 必殺技は強いが範囲攻撃になったためスカることが往々にしてある(うちのアンジェラしゃんの投げキッスを拒むとは、何事でちか!)
8. 後半スーパーアーマー状態で戦いが始まるエネミーが多く、強攻撃でシールドを破壊する手間がかかる場合が多い
9. メインキャラクターから町の住民に至るまで、セリフは往時と全く同じ。幻惑の森あたりから、所々リメイク版のセリフが混ざり始める
10. 街並み、ワールドマップが3DCG化されたため、よりマナの世界観を楽しめるようになった
11. マップガイドがあるため迷うことがなくなった(オンオフできる)
12. 血の本、死の本、呪いの本以外に1冊追加された
13. 幽霊船の宝箱の金貨の金額は、引き続きこだわりの金額のまま
14. 戦闘開始、戦闘終了後主人公たちがよくしゃべる。育ちのいいアンジェラは周囲の環境への注文が多い
15. BGMが現代版に再アレンジされているが違和感なし(必要であれば往時のものに切り替えることもできる)
16. ゲームパッドのボタン設定が自由にできない(若干選択肢がある程度。中の人は、攻撃ボタンをバッド側面に配置することが好きです)
17. スタッフロール時、ケヴィンのシーンがめちゃかわいい

残り3名の主人公や高難易度版をプレイするとまた違う感想を抱くと思いますが、ブログにつづるのはここまで。



PSO2es 復活のリーダー

4月 17, 2020


1,020枚

過去最大の弾薬(メダル)投下となった、PSO2es6周年記念チップ。
おれが所属しているチームマスタは230枚程度で入手できたそうです。…最早何を楽しんでいるのやら。期間限定効果はすでに消滅しましたが、360度どこから見ても驚異的な性能を誇るチップであることは明らか。

昨年10月ごろに原因不明の不具合(正常な描画不可)に陥りesがプレイできていないことを伝えましたが、諸事情ありiPadを新装したことでesをプレイできるようになりました。今思えば、純粋にiOSだか実機だかの描画エンジンがesが要求するCG描写に対応していないだけに思えます。…3DCGが専門分野ではないので根拠はありません。

正常にキャラクターが表示されるようになって、エルジマルトストーリーを順調に終えることができました。




…失礼。

PSO2esストーリーは、ぶっちゃけ往年のゲーム機器でもできてしまいそうな仕様であることは明らか。
それでもいい年こいたアル中がストーリーを続けるのは、シンプルな表現方法しか用いられていないが故に、音、なにより声優さん達の演技がより一層映えると感じるからです。要は、落語を音声だけで楽しんでいる感じです(あまり興味がない人には、余計にピンときませんかね…)。

エルジマルトではこれまで以上にキャラクターの活躍が色濃く描かれていたように思います。リーダーやジェネちゃん、勇ましく成長したモア君はもちろんのこと、アネットやブルーノ視点でプレイできるシーンが用意されていたことがとても好印象でした。ダーカーバスターズとしてオラクルの世界を旅するようになってから数年経ちますが、ダーカーバスターズを支えてくれているのはこの二名だと思っています。それぞれに専門分野があるところが、チームとして動いてる感を感じさせるのかもしれません。そして二人が装備しているチップが、とても親心あふれたチョイスだと感じました。ウェポノド外伝で、アネット、ブルーノそれぞれに所縁のあるチップを装備しているのです。そしてこっそり以下のチップを装備している点もベリーグッド。


実装から3年過ぎていますが、PSO2esを満足に楽しめるきっかけを与えてくれたチップ。

お前たち一人一人は単なる火だ。だがお前たちを合わせれば炎となる。
炎となったダーカーバスターズは

無敵だ!!!

んーーーーー、補正は3那由他倍で。
何が3那由他(3×10の60乗)倍なのか意味不明ですが、とにかくオーバーフローして後藤ディレクターの胃に穴が開くことは間違いなさそうです。

エンジニア視点の話ですが、スタッフロールで『品質管理』部隊という項目が設けられていたことが非常に印象的でした。次なるやりこみ要素として特装が実装され大きな障害が出てしまいましたが、PSO2部門全体として障害管理について真剣に取り組んでいることが伺えました。PSO2STATION+でも吉岡ディレクターがEp6開幕挨拶で「とにかく大きな障害を起こさないこと」を宣言していたことは、個人的にとても印象的なコメントだったのです。Ep5の最中では、死んだ魚みたいな目をした酒井さんや濱崎さんが動画で陳謝していましたが、PSO2と共に時間を過ごして来た身としては、条件反射的で思慮のない「怒り」にかられた言葉に対応することよりも、プロダクトを以って返してほしいと思っています。ですので、大事にしてほしいところは、ちゃんと分かっていたということです。不用意な言葉では上手く行って当たり前と言われてしまう「品質管理」について、コストをかけてプロダクトの改善を計画したことは非常に注目するべき要素です。

チャレンジすることをやめた瞬間にプロダクトの衰退が始まることは自明ですが、同じくらい「安心」、「安全」、「快適」にゲームをプレイできる環境を用意することも大事だと思います(おや、100%、自分の首を絞めるだけの言葉ですね)。



…さて、愛飲しているJackDaniel'sが底をつきてきました。
訳の分らんバイ菌が蔓延していて気持ちも財布も暗くなる一方ですが、戦争の焼け野原からの復興、3・11を経て持ちこたえているニッポンの底力を信じて、明けたときにはパーっとやりたいものです。

関東圏や大阪でがんばる友人や、PSO2の仲間たちとも。
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