これ、脳死出来ん奴や
昨年のNGSではアサルトライフルの躍進もあって、すっかり影を潜めていたランチャー。1月のアップデートで大きくリニューアルされました。昨年より細々ランチャーの使い方を探って来た上で、現在のランチャーを評しておきます。
ランチャーは常に差し込んで戦う
「ヒーローが強ぇのはいいんだけど、おれは重いソードが使いたいんだよっ!」とは感謝祭2017の会場で談笑にふけるアークスのお言葉。今のランチャーも十分重い奴に仕上がっています。
「差し込む」と評したのは、限られた攻撃チャンスの中でどの選択肢を採用するかを見極める必要があるということ。重い一発を提供してくれるNGSのソードのようにアヴェンジで大ダメージというわけにはいきません。ランチャーは「限られた今使える手牌を見て戦闘を組み立てることが楽しい」と言った印象です。大雑把には次の通り。
1. ボタン押下から発射までにかかる時間を考慮して、どの攻撃手段を取るべきか
・通常攻撃
現状ランチャーアタックリインフォース発動時以外に、積極的に採用する必要はありません。枯渇したPPを回復するための手段と据え置きます。
・チャージ攻撃
こちらもPP回復要員。グルーピングで収束してしまいがちですが、チャージショットは扇状にかなり大きく広がるようです。部位破壊した中型エネミーを怯ませる効果があるので状況を見て使いたいところ。
・カウンターアタック
多くの場合、後述のマルチウェポンを使った回避方法の方が安定していると言えます。が、状況次第ではステップカウンターで攻撃するケースも出てきます。
・フォールンインパクト
テックアーツカスタマイズが用意されたPA。活用できるチャンスは限られるものの、ダメージがよいのでどうにか織り交ぜたいところ。なんだかんだ接近戦になるケースは免れないため、アル中はカスタマイズ: タイプ1採用を検討しています。ミサイルが落ちてくるまでの時間は変わらないように思いますが、取り回しがよいので次のアクションに移りやすいのです。
・フィアーイレイザー
最高ダメージまでには時間がかかるなどと評価されるPA。数値を詰める遊びに飽きたロートルとしては「こまけぇことはいいんだよ」と言いたい。アップデートによってエフェクトが派手になり、ザ・ごん太レーザーのいでたちに磨きがかかりました。フィニッシュに大きなガードポイントが用意されています。これを見込んで「差し込み」ができるかが腕の見せ所。ちなみに先日実装されたGuのチェインフィニッシュパーティーPPゲインが入ると、永久にPA継続できます。高所から撃ちっぱなし。パープルトリガーとかやべーっす。
・マルチプルローンチ
取り回しの悪いランチャーにとって一筋の明かりと言えるPA。移動しながら攻撃でき、かつ貴重な定点攻撃であるためロックオンできるエネミーとは相性がいい。
・ディバインインパクト
漢の武器であるランチャーに、このデカい一発がないことには。チャージ2を念頭に使いがちですが、取り回しがよいのはチャージ1にとどめておくこと。発射時にガードポイントが用意されています。これまたこの一瞬を狙うことになる…。第二次ハルフィリア湖迎撃戦においてはタレット攻撃後の迫る球状振動波を受ける際このガードポイントを狙うと、余裕をもって差し込めます。
2. ランチャーアタックリインフォースは使える状態か
PAに勝るとも劣らぬともいわれるほど通常攻撃が強くなるスキル。方向キーを入力しながら使うとランチャーとは思えないほど移動できる。強化エイジスの針攻撃のように細かく刻んだ攻撃が求められる場面や単純にPPが枯渇している場面で積極的に使うとよい。
3. WBは張られているか、次の演出に向けて残弾は十分か
レンジャーの宿命であるウィークバレット。ランチャーでもその強さは健在で、純粋にウィークバレット自体の攻撃力が高い点がポイント。ワイドレンジウィークバレットではかなり広く扇状にウィークバレットを展開できる。ウィークバレットは他の誰かをサポートするためだけのスキルではありません。レンジャーの立派な攻撃手段の一つです。
4. スティッキーボムを今使っておくべきかどうか
高ダメージ高PP回復と大きなメリットが期待できるものの、リロード時間や発動までに時間がかかるとなかなか難しいスティッキーボム。フィアーイレイザー継続のためのPP回復要因となりがち。ただこれではあまりにもったいない。アル中はまだ答えを見つけられていません。
回避はライフル武器アクションに任せてよい
PSO2NGSにおいて武器アクションが武器の強さを決めるといってよい、とは多くの人の同意を得ることと思います。ランチャーの武器アクションがスティッキーボムであり、ステップ回避の判定時間が短めである以上、ランチャー利用時においても安定した回避策を用意する必要があります。白羽の矢が立つのは、ランチャーの存在を霞の彼方に追いやっているアサルトライフル。レンジャーを支える大事な武器です、仲良くしてや。
ちなみに、いつでもライフル武器アクションでよいとはいきません。以下のPA中はステップ回避のみ利用できます。
・マルチプルローンチ
フィニッシュに至るまでの間、ステップで回避することができます。ライフル武器アクションは受け付けてくれません。フィニッシュは強力なガードポイントを持っているので、あえてステップ回避する必要はないでしょう。
・ディバインインパクト
チャージ中は、ステップ回避のみです。こちらも発射時にガードポイントがあります。PPがもったいないので、エネミーの攻撃に合わせてチャージ1段目でさっさと発射してしまうのはありだと思います。むしろ利用頻度の高いディバインはこっち。