オフラインイベント
Sympathy 2015
よしよしよしよし、とてもよし!
素晴らしい演奏が聴けましたー!
2015年夏の発表より心待ちにしていたSymapthy2015。
オーケストラという最大級の音のアレンジを堪能させてもらいましょう(今回は昼の部参加)。
という訳で、先の記事で書いたとおり上から下まで真っ黒けっけの酔っぱらい衣装で参戦。「革靴のメンテンナンスをするタイミングにもなったし、ちょうどよっかったのぅ」などとのんきなことを考えていると、パシフィコ横浜に到着。
むぅ、世間様はすっかりクリスマスムード一色。そういえば、世界最大の経済大国アメリカさんは、感謝祭のシーズンに入ったんだとか。感謝祭は、いわゆる収穫祭が起源なのだが、ここから一気にクリスマス商戦、新年商戦に突入するためアメリカには重要なシーズンであることは確か。おれも年末に向けて諸々準備しないとなぁ。
演奏の会場の前に、グッズ販売コーナーで事前に買い物ができるようになっていました。これは、その時の行列で見かけた告知文。公式HPで発表された時には、かのフランスのライブ会場でのテロ事件を意識した対策かと思っていましたが、どうやら2ちゃんねるで爆破の書き込みがあった様子。2ちゃんねるの文化に惹かれるものがないためココらへんのことはあまり詳しくないですが、インターネットの書き込みもただの冗談で済まされない時代になりましたね。油断大敵というわけです。思いの丈をぶちまけたいなら飲み屋で披露するのがベストというわけですね。あそこなら、周りが五月蝿くて録音なんて出来無いし、酒の席だということで少々派手なことをやっても許してもらえます‥。並んだ矢先、早々に売り切れの連絡が。確か、EP1&EP2設定集と、コスチュームカタログ、フォニュエールのフィギュアだったような…。お人形さんは今回初の販売だったような気がしましたが、設定集とカタログはすでにAmazonで購入できるようになっていたような。設定集は水野さんが書き下ろしたイラストが表紙を飾っているため購入してもよいかもしれません。というのも、アークス課外活動で酒井さんにドラコンのサインを書いていただいたAZELの攻略本は、ファンブック的な要素が非常に強く、パンツァードラグーンの世界観を盛り沢山掲載した設定集の色が濃かったためです。ゲームがプレイできなくなった今も、折にふれて楽しんでいます。一時間程度並んで、ようやく購入できました。獲物は、「P-SPEC4」と「フォトンライトミニ」。P-SPEC4は毎度のお楽しみ、フォトンライトミニは、ライブを満喫するためのアイテムということで購入しました。前回のアークスフェスティバルでもフォトンライトがたくさん振られていました。今回はおれもその仲間に入ります。というのも、舞台から会場を見ている出演者からすれば、やはりライトがたくさんあると味方が沢山いるように見えて心強くなると思うのです。それで「1」だったイベントが「1.2」や「2」になると思えば安いものですよね。このSympathy2015というイベントは、もう二度とないのですから。
先ほどのグッズ販売の注文票には記載されていなかった、ライブのCDとBlu-Ray。当初Blu-Rayがお買い得だろうと思っていましたが、音楽を純粋に楽しむだけであればCDの方がお手頃との葛藤に襲われ、豪い迷ってしまいました。ファン根性豊富な方は、どちらも買えばいいだろうとの選択になるかも知れませんが、イチイチけちくさいおっさんにはどちらも購入するという選択はありえないのです。…それを酒でやっていたら、とっくに破産している…。鑑賞するだけのまとまった時間が確保できるか若干怪しいところもありますが、収録されるのは夜の演奏とのことでしたので、Blu-Rayを購入することにしました。手元に届くのは来年の2月。EP4に明け暮れている頃でしょうか。
Sympathy2015に合わせてスウィートパラダイスでイベントが催されていることは知っていたのですが、どうやら会場と若干距離がある様子。バタバタするのは避けたかったため、パシフィコ横浜の常設のお店で食事を取りました。旅の楽しみの一つに、食事が含まれていることは言うまでもない。でなければ、ミシュランなど流行るものか。最高ランクの評価は「その料理をいただくために旅に出る価値がある」でしたっけ?食文化が発展した国ならではのガイドブックだと思います。皆腹が減っているワケですね。ビーフシチューなんて久々に頂きました。
オフラインイベントで必ず撮影しているお祝いの花。…おや、スクエニから花が贈られている。古くから日本のゲーム界隈で凌ぎを削り合ってきたライバル企業だと思うのですが、これはどういう風の吹き回しでしょうか。アークスフェスティバルでは、ソニーコンピュータエンタテイメントから花が贈られたと思えば、PS4でPSO2がプレイできると発表がありました。…今回のお祝いも何か面白い提携の現れだと思うと、全く何があるのか楽しみです。
こちらは一番脇に追いやられてしまっていましたが、どうやら声優さんのお祝いのようです。一つだけ青一色で、脇にありながらも存在感がありました。もうアニメも吹き替えの映画もろくに見なくなってしまったので、お祝いされている声優さんのことは全く知りませんが、PSO2を盛り上げてほしいものです。
会場に入るとおなじみキャストのバルーンと、今後発売される(?)グッズの展示がありました。
うーん、リリーパかわえぇ。
ケースのガラスの出来が良いのか、やたら映り込みしてしまったので、念のためモザイクを入れています。映り込みが良いといえば、クーナライブの大型プロジェクターも無駄に写り込んでいますね。
キラキラお星様のおかげで分かりづらくなっていますが、奥にクーナが3人くらい写っています。
大慌てで撮影したためイケてないことになっていますが、小林さんから「元もなかったスピーカーを吊るして増やした」とのツイッターで発表のあった、スピーカーでしょうか。前回の2013は音のボリューム感に若干の不満があったのですが、今回は期待が持てそうです。
さて、ここからが本題。
今回の曲目は次の通り。
せっかくなので、結論を急がず順を追って記しておきます。
今回も演奏に集中するため、オーケストラパートではほぼ映像を見ていません。
【第一部】オーケストラパート
PSO2からファンタージースターデビューを果たした青二才には、以前イベントで配布されていた『PHANTASY STAR 25th ANNIVERSARY』で聞いた曲で固められている、という印象でした。おれのエンジンがかかってきたのは、『Phantasy Star Zero』から。前回のSympathy2013でも演奏された曲目ですが、吹奏楽器の音がとても映え、壮大感を抱かせる、素敵な演奏でした。予想外に心打たれたのが、『集え、八百万の星の下に』。2015年夏の「禍魂集いし戦道」で流れていたBGMですね。ティンパルのリズムがとてもはまっていたように思います。やはりリズム担当がしっかりしてると全体が安定します。曲のタイトルもなんだかワクワクしちゃう文言になっていますし、オーケストラという大勢で一つの音楽を作り上げる絵にとてもマッチしてたように思います。先のPSO2『禍魂集いし戦道』では怒涛の五周祭りをチームメンバーと繰り広げるなど個人的にも思いのある曲となりました。続々と新しいアイテムが輩出される中、ガルグリ武器に目くじら立てても仕方ないだろうとは思っていたのですが、鬼マラソンもたまには悪く無い。…バカがはしゃいでいるようで。
【第二部】ライブパート
光吉:一秒を感じとっているかーッ!!
聴衆:シーン(なんだなんだ…)
光吉:命を大切にしているかーッ!!
聴衆:オー(…えーっと、なんだっけな)
光吉:女神を味方につけているかーッ!!
聴衆:オォーッ(あぁ、それだそれ)!!
こんな感じで始まった『炎のANGEL』。セガ・サターンプレイヤーでしたが、バーニングレンジャーは実はプレイ出来ておらず。すまねぇ、光吉さん。すかしを食らったようで、階段から降りるときはあまり元気がなかったですね。Burning Heartsで、ライブパート開幕。ふっふっふ、このためにライトを購入しておいたのじゃ。アイドルのライブには行かないのでライトの扱いは素人そのものでしたが、見よう見まねで振り回しました。続くアネットCさんが、かなり場を温めてくれたように思います。ナギサのPVもスクリーンに流れていました。ゲームの中で展開した布石がPSO2から始めた方達によい予習となったのではないでしょうか。そういえば、緊急クエスト『炎のANGEL』ではバーニングレンジャーのキャラクターも出できませんから、予習という意味では今回の緊急は足らなかったかもしれませんね。「ライトをわざわざ購入してくださって、ありがとうございます」などと桃井さんのお気楽なコメントもあるように、会場はすっかり青色のライトが輝いていました。前回のアークスフェスティバルで購入したと思われるフォトンライトを使っている方もいました。今後のイベントでも使いまわせるアイテムですので、大事にしておきたいですね。そしてアークスフェスティバルでも大きな盛り上がりを見せた、『レアドロ☆KOI☆恋!』。放送局の面々、DFガールズの面々も参加して今回も大変盛り上がりました。会一太郎さん曰く、「ここで踊るたびに、おれはスネ毛を剃ることになる」とのこと。確かにゲームではスネ毛は再現されていませんから、相変わらず、細かいところまで気を使っているなぁ。光吉さんが、脇で「ライトを振る3」のロビアクをやっていたような…。『We're ARKS !』もありますから、体力を温存しておいてくださいっ。そして、盛り上がりをそのままに『We're ARKS !』。バーニングレンジャーでのすかしを気にしてか、掛け声の練習から曲に入りました。大丈夫、『We're ARKS !』なら今の子でも分かりますって。舞台、アニメと活躍の場を広めている蒼井翔太さんがその後を牽引。会場の盛り上がりに混ざりたくなったあまり、隣に座っていたカップルの彼氏が「おれもライト買っておけばよかったなぁ」とぼやいていました。彼女と盛り上がれていれば、より良い思い出になったかもしれませんね。
【第三部】オーケストラパート
採掘基地防衛戦
どうやおれはこのクエストに心底ハマってしまっていたようだ。ぶっちゃけ『Resonant Nation』の演奏が一番心震わされました。正に心震わされるという表現が最も適切。弦楽器、吹奏楽器の演奏もさることながら、おれが一番見ていたのは奥で鳴り響く銀色の鐘。…たしかにあの悲壮感、焦燥感を想わせるBGMには、鐘の音が含まれていた!! 総じて、オーケストラ音楽としてかなり完成されていたように懐います。第3オープニングと、侵入戦第4WAVE、絶望戦第8WAVEが演奏されていたように思います。いやぁ、オーケストラってマジですごいな。ここまで音の層ができるものかね。一人涙腺を熱くしていると、いつの間にか壇上二階にスポットライトが…。おや、今度は何だ、と思っていると、それは『la L'innno per il IDOLA』で歌わえれている男性ボーカルのためでした。おぉ、このために声楽家を招いたのかっ!以前縁あってルーサーのパパから、DFルーサーの開発には約一年かかっていると聞いたのですが、開発としてもかなり人気のキャラクターであるのだろうと思われます。実際、ルーサー登場の時には、各シップも真っ赤っ赤になるほどの盛況でしたからねぇ。そして『六芒均衡 - 勇者の帰還 -』。桃井さんが言うようにゼノ兄貴が表舞台に舞い戻って来るチョーかっちょいいシーンのBGM。ゼノ兄貴の晴れ舞台ではあったのですが、個人的にはその後の、ヒューイの活躍が、晴れ舞台っぷりを全てかっさらって行ったように思います。「呼んだか、クラリスクレイスッ !!」。サブイベントシーンで、幼いクラリスクレイスに道を諭し、守っていけるのか憂うシーンが有りましたが、がっちり決めちゃっていました。…この名シーンのおかげで第二回人気投票で堂々第一位の座についたのは間違いないでしょう。『Hunar Medley』。ダブルの狂乱したようなパートの演奏がかなり大変そうでした。弦楽器舞台の手の動きがやばかった。『【深淵の闇】』では、ヴァイオリンのソロ演奏がありました。ソロと言ってもヴァイオリン以外の楽器は演奏されていたので厳密にはソロではないのですが、何十人というヴァイオリニストを差し置いてソロ演奏するってすごいな。女性の方で、確か名前も紹介されていましたね。…むぅ、思い出せん。『Hello』。EP3ストーリーを10月末にクリアしたのですが、深夜二時頃JackDaniel'sをしこたま飲んで泥酔しきっている状態でクリアしました。なんだか綺麗な音楽が聞こえるぞ、くらいし覚えていません。ゲーム一本作るのにこんなに人が関わっているのかぁ、などとスタッフロールの長さに感嘆の念を抱いたのを覚えています。こういうのを見ると、一人でできるものなど高が知れていると思い知らせれてしまいますね。曲自体はあまり覚えていませんでしたが、ライブの時のイケイケ衣装からオシャンティドレスに着替えたアネットCさんがバッチリ場を終わりに向かわせてくれました。
ここからはちょっとカラいお話
オーケストラの演奏、ライブの盛り上がりは大満足だったのですが、オーケストラでは演奏できない音に関して、落差をひどく感じました。『天疾走ル風』、『星滅の災厄【マガツ】』では、リズムパートがオーケストラでは演奏できない音源であるためスピーカーから音源の再生だと思われるのですが、できれば電子音ではなく、ちゃんと演奏で再現して欲しかった。だから、『【深淵の闇】』も個人的にはあまり乗れず…。鼓動音と、ドラムの音が生演奏でなかったように感じました。『【深淵の闇】』はソロ演奏まで組み込んだのだから、リズムパートもしっかりして欲しかった。リズムがしっかりしてないと、それこそ昨今ニュースで騒がれているマンションの杭打ち問題みたいなもの。いや、例えが悪い。オーケストラの音源が素晴らしすぎるので、電子音が不釣合いになってしまったというべきでしょう。酒の話で言えば、マリアージュに失敗したと言ったところでしょうか。…カラいというより、ワガママ感想ですな。ワガママついでに…、アンガ・ファンタージ戦を演奏してくれなかったのは、何か理由があるのか?あれこそまさにオーケストラで演奏してほしい。2014年最後の最後に、歓喜のあまり涙を流しながらウィスキーを呷りまくったあの名曲を…。
前回Sympathy2013より、方々より次の開催が切望されていたというSympathy。「ゲーム音楽を、プロフェッショナル達が全力オーケストラでやってみた」という稀有なイベント。これイベントとしてやるのに、裏方の手配がマジで大変だと思います。小林さんはじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。ゲームサウンドとしての立ち位置に満足しないからこそ、できるのだと思います。今回のイベントで終わりにせず、次回開催を早くも切に願います。
※※
昼の部が終わり、会場出口を目指していると、件のお祝いの花の前で、アークス課外活動に参加していた方とばったり会いました。これから夜の部も参加するのだとか…。素晴らしいファン根性だな。曰く「12月の感謝祭では、アークス・グランプリに挑戦する」のだとか。おー、予選を勝ち抜いたら、現場で応援できるね。頑張ってくれぃ!!
素晴らしい演奏が聴けましたー!
2015年夏の発表より心待ちにしていたSymapthy2015。
オーケストラという最大級の音のアレンジを堪能させてもらいましょう(今回は昼の部参加)。
という訳で、先の記事で書いたとおり上から下まで真っ黒けっけの酔っぱらい衣装で参戦。「革靴のメンテンナンスをするタイミングにもなったし、ちょうどよっかったのぅ」などとのんきなことを考えていると、パシフィコ横浜に到着。
むぅ、世間様はすっかりクリスマスムード一色。そういえば、世界最大の経済大国アメリカさんは、感謝祭のシーズンに入ったんだとか。感謝祭は、いわゆる収穫祭が起源なのだが、ここから一気にクリスマス商戦、新年商戦に突入するためアメリカには重要なシーズンであることは確か。おれも年末に向けて諸々準備しないとなぁ。
演奏の会場の前に、グッズ販売コーナーで事前に買い物ができるようになっていました。これは、その時の行列で見かけた告知文。公式HPで発表された時には、かのフランスのライブ会場でのテロ事件を意識した対策かと思っていましたが、どうやら2ちゃんねるで爆破の書き込みがあった様子。2ちゃんねるの文化に惹かれるものがないためココらへんのことはあまり詳しくないですが、インターネットの書き込みもただの冗談で済まされない時代になりましたね。油断大敵というわけです。思いの丈をぶちまけたいなら飲み屋で披露するのがベストというわけですね。あそこなら、周りが五月蝿くて録音なんて出来無いし、酒の席だということで少々派手なことをやっても許してもらえます‥。並んだ矢先、早々に売り切れの連絡が。確か、EP1&EP2設定集と、コスチュームカタログ、フォニュエールのフィギュアだったような…。お人形さんは今回初の販売だったような気がしましたが、設定集とカタログはすでにAmazonで購入できるようになっていたような。設定集は水野さんが書き下ろしたイラストが表紙を飾っているため購入してもよいかもしれません。というのも、アークス課外活動で酒井さんにドラコンのサインを書いていただいたAZELの攻略本は、ファンブック的な要素が非常に強く、パンツァードラグーンの世界観を盛り沢山掲載した設定集の色が濃かったためです。ゲームがプレイできなくなった今も、折にふれて楽しんでいます。一時間程度並んで、ようやく購入できました。獲物は、「P-SPEC4」と「フォトンライトミニ」。P-SPEC4は毎度のお楽しみ、フォトンライトミニは、ライブを満喫するためのアイテムということで購入しました。前回のアークスフェスティバルでもフォトンライトがたくさん振られていました。今回はおれもその仲間に入ります。というのも、舞台から会場を見ている出演者からすれば、やはりライトがたくさんあると味方が沢山いるように見えて心強くなると思うのです。それで「1」だったイベントが「1.2」や「2」になると思えば安いものですよね。このSympathy2015というイベントは、もう二度とないのですから。
先ほどのグッズ販売の注文票には記載されていなかった、ライブのCDとBlu-Ray。当初Blu-Rayがお買い得だろうと思っていましたが、音楽を純粋に楽しむだけであればCDの方がお手頃との葛藤に襲われ、豪い迷ってしまいました。ファン根性豊富な方は、どちらも買えばいいだろうとの選択になるかも知れませんが、イチイチけちくさいおっさんにはどちらも購入するという選択はありえないのです。…それを酒でやっていたら、とっくに破産している…。鑑賞するだけのまとまった時間が確保できるか若干怪しいところもありますが、収録されるのは夜の演奏とのことでしたので、Blu-Rayを購入することにしました。手元に届くのは来年の2月。EP4に明け暮れている頃でしょうか。
Sympathy2015に合わせてスウィートパラダイスでイベントが催されていることは知っていたのですが、どうやら会場と若干距離がある様子。バタバタするのは避けたかったため、パシフィコ横浜の常設のお店で食事を取りました。旅の楽しみの一つに、食事が含まれていることは言うまでもない。でなければ、ミシュランなど流行るものか。最高ランクの評価は「その料理をいただくために旅に出る価値がある」でしたっけ?食文化が発展した国ならではのガイドブックだと思います。皆腹が減っているワケですね。ビーフシチューなんて久々に頂きました。
オフラインイベントで必ず撮影しているお祝いの花。…おや、スクエニから花が贈られている。古くから日本のゲーム界隈で凌ぎを削り合ってきたライバル企業だと思うのですが、これはどういう風の吹き回しでしょうか。アークスフェスティバルでは、ソニーコンピュータエンタテイメントから花が贈られたと思えば、PS4でPSO2がプレイできると発表がありました。…今回のお祝いも何か面白い提携の現れだと思うと、全く何があるのか楽しみです。
こちらは一番脇に追いやられてしまっていましたが、どうやら声優さんのお祝いのようです。一つだけ青一色で、脇にありながらも存在感がありました。もうアニメも吹き替えの映画もろくに見なくなってしまったので、お祝いされている声優さんのことは全く知りませんが、PSO2を盛り上げてほしいものです。
会場に入るとおなじみキャストのバルーンと、今後発売される(?)グッズの展示がありました。
うーん、リリーパかわえぇ。
ケースのガラスの出来が良いのか、やたら映り込みしてしまったので、念のためモザイクを入れています。映り込みが良いといえば、クーナライブの大型プロジェクターも無駄に写り込んでいますね。
キラキラお星様のおかげで分かりづらくなっていますが、奥にクーナが3人くらい写っています。
大慌てで撮影したためイケてないことになっていますが、小林さんから「元もなかったスピーカーを吊るして増やした」とのツイッターで発表のあった、スピーカーでしょうか。前回の2013は音のボリューム感に若干の不満があったのですが、今回は期待が持てそうです。
さて、ここからが本題。
今回の曲目は次の通り。
せっかくなので、結論を急がず順を追って記しておきます。
今回も演奏に集中するため、オーケストラパートではほぼ映像を見ていません。
【第一部】オーケストラパート
PSO2からファンタージースターデビューを果たした青二才には、以前イベントで配布されていた『PHANTASY STAR 25th ANNIVERSARY』で聞いた曲で固められている、という印象でした。おれのエンジンがかかってきたのは、『Phantasy Star Zero』から。前回のSympathy2013でも演奏された曲目ですが、吹奏楽器の音がとても映え、壮大感を抱かせる、素敵な演奏でした。予想外に心打たれたのが、『集え、八百万の星の下に』。2015年夏の「禍魂集いし戦道」で流れていたBGMですね。ティンパルのリズムがとてもはまっていたように思います。やはりリズム担当がしっかりしてると全体が安定します。曲のタイトルもなんだかワクワクしちゃう文言になっていますし、オーケストラという大勢で一つの音楽を作り上げる絵にとてもマッチしてたように思います。先のPSO2『禍魂集いし戦道』では怒涛の五周祭りをチームメンバーと繰り広げるなど個人的にも思いのある曲となりました。続々と新しいアイテムが輩出される中、ガルグリ武器に目くじら立てても仕方ないだろうとは思っていたのですが、鬼マラソンもたまには悪く無い。…バカがはしゃいでいるようで。
【第二部】ライブパート
光吉:一秒を感じとっているかーッ!!
聴衆:シーン(なんだなんだ…)
光吉:命を大切にしているかーッ!!
聴衆:オー(…えーっと、なんだっけな)
光吉:女神を味方につけているかーッ!!
聴衆:オォーッ(あぁ、それだそれ)!!
こんな感じで始まった『炎のANGEL』。セガ・サターンプレイヤーでしたが、バーニングレンジャーは実はプレイ出来ておらず。すまねぇ、光吉さん。すかしを食らったようで、階段から降りるときはあまり元気がなかったですね。Burning Heartsで、ライブパート開幕。ふっふっふ、このためにライトを購入しておいたのじゃ。アイドルのライブには行かないのでライトの扱いは素人そのものでしたが、見よう見まねで振り回しました。続くアネットCさんが、かなり場を温めてくれたように思います。ナギサのPVもスクリーンに流れていました。ゲームの中で展開した布石がPSO2から始めた方達によい予習となったのではないでしょうか。そういえば、緊急クエスト『炎のANGEL』ではバーニングレンジャーのキャラクターも出できませんから、予習という意味では今回の緊急は足らなかったかもしれませんね。「ライトをわざわざ購入してくださって、ありがとうございます」などと桃井さんのお気楽なコメントもあるように、会場はすっかり青色のライトが輝いていました。前回のアークスフェスティバルで購入したと思われるフォトンライトを使っている方もいました。今後のイベントでも使いまわせるアイテムですので、大事にしておきたいですね。そしてアークスフェスティバルでも大きな盛り上がりを見せた、『レアドロ☆KOI☆恋!』。放送局の面々、DFガールズの面々も参加して今回も大変盛り上がりました。会一太郎さん曰く、「ここで踊るたびに、おれはスネ毛を剃ることになる」とのこと。確かにゲームではスネ毛は再現されていませんから、相変わらず、細かいところまで気を使っているなぁ。光吉さんが、脇で「ライトを振る3」のロビアクをやっていたような…。『We're ARKS !』もありますから、体力を温存しておいてくださいっ。そして、盛り上がりをそのままに『We're ARKS !』。バーニングレンジャーでのすかしを気にしてか、掛け声の練習から曲に入りました。大丈夫、『We're ARKS !』なら今の子でも分かりますって。舞台、アニメと活躍の場を広めている蒼井翔太さんがその後を牽引。会場の盛り上がりに混ざりたくなったあまり、隣に座っていたカップルの彼氏が「おれもライト買っておけばよかったなぁ」とぼやいていました。彼女と盛り上がれていれば、より良い思い出になったかもしれませんね。
【第三部】オーケストラパート
採掘基地防衛戦
どうやおれはこのクエストに心底ハマってしまっていたようだ。ぶっちゃけ『Resonant Nation』の演奏が一番心震わされました。正に心震わされるという表現が最も適切。弦楽器、吹奏楽器の演奏もさることながら、おれが一番見ていたのは奥で鳴り響く銀色の鐘。…たしかにあの悲壮感、焦燥感を想わせるBGMには、鐘の音が含まれていた!! 総じて、オーケストラ音楽としてかなり完成されていたように懐います。第3オープニングと、侵入戦第4WAVE、絶望戦第8WAVEが演奏されていたように思います。いやぁ、オーケストラってマジですごいな。ここまで音の層ができるものかね。一人涙腺を熱くしていると、いつの間にか壇上二階にスポットライトが…。おや、今度は何だ、と思っていると、それは『la L'innno per il IDOLA』で歌わえれている男性ボーカルのためでした。おぉ、このために声楽家を招いたのかっ!以前縁あってルーサーのパパから、DFルーサーの開発には約一年かかっていると聞いたのですが、開発としてもかなり人気のキャラクターであるのだろうと思われます。実際、ルーサー登場の時には、各シップも真っ赤っ赤になるほどの盛況でしたからねぇ。そして『六芒均衡 - 勇者の帰還 -』。桃井さんが言うようにゼノ兄貴が表舞台に舞い戻って来るチョーかっちょいいシーンのBGM。ゼノ兄貴の晴れ舞台ではあったのですが、個人的にはその後の、ヒューイの活躍が、晴れ舞台っぷりを全てかっさらって行ったように思います。「呼んだか、クラリスクレイスッ !!」。サブイベントシーンで、幼いクラリスクレイスに道を諭し、守っていけるのか憂うシーンが有りましたが、がっちり決めちゃっていました。…この名シーンのおかげで第二回人気投票で堂々第一位の座についたのは間違いないでしょう。『Hunar Medley』。ダブルの狂乱したようなパートの演奏がかなり大変そうでした。弦楽器舞台の手の動きがやばかった。『【深淵の闇】』では、ヴァイオリンのソロ演奏がありました。ソロと言ってもヴァイオリン以外の楽器は演奏されていたので厳密にはソロではないのですが、何十人というヴァイオリニストを差し置いてソロ演奏するってすごいな。女性の方で、確か名前も紹介されていましたね。…むぅ、思い出せん。『Hello』。EP3ストーリーを10月末にクリアしたのですが、深夜二時頃JackDaniel'sをしこたま飲んで泥酔しきっている状態でクリアしました。なんだか綺麗な音楽が聞こえるぞ、くらいし覚えていません。ゲーム一本作るのにこんなに人が関わっているのかぁ、などとスタッフロールの長さに感嘆の念を抱いたのを覚えています。こういうのを見ると、一人でできるものなど高が知れていると思い知らせれてしまいますね。曲自体はあまり覚えていませんでしたが、ライブの時のイケイケ衣装からオシャンティドレスに着替えたアネットCさんがバッチリ場を終わりに向かわせてくれました。
ここからはちょっとカラいお話
オーケストラの演奏、ライブの盛り上がりは大満足だったのですが、オーケストラでは演奏できない音に関して、落差をひどく感じました。『天疾走ル風』、『星滅の災厄【マガツ】』では、リズムパートがオーケストラでは演奏できない音源であるためスピーカーから音源の再生だと思われるのですが、できれば電子音ではなく、ちゃんと演奏で再現して欲しかった。だから、『【深淵の闇】』も個人的にはあまり乗れず…。鼓動音と、ドラムの音が生演奏でなかったように感じました。『【深淵の闇】』はソロ演奏まで組み込んだのだから、リズムパートもしっかりして欲しかった。リズムがしっかりしてないと、それこそ昨今ニュースで騒がれているマンションの杭打ち問題みたいなもの。いや、例えが悪い。オーケストラの音源が素晴らしすぎるので、電子音が不釣合いになってしまったというべきでしょう。酒の話で言えば、マリアージュに失敗したと言ったところでしょうか。…カラいというより、ワガママ感想ですな。ワガママついでに…、アンガ・ファンタージ戦を演奏してくれなかったのは、何か理由があるのか?あれこそまさにオーケストラで演奏してほしい。2014年最後の最後に、歓喜のあまり涙を流しながらウィスキーを呷りまくったあの名曲を…。
前回Sympathy2013より、方々より次の開催が切望されていたというSympathy。「ゲーム音楽を、プロフェッショナル達が全力オーケストラでやってみた」という稀有なイベント。これイベントとしてやるのに、裏方の手配がマジで大変だと思います。小林さんはじめスタッフの皆様、お疲れ様でした。ゲームサウンドとしての立ち位置に満足しないからこそ、できるのだと思います。今回のイベントで終わりにせず、次回開催を早くも切に願います。
※※
昼の部が終わり、会場出口を目指していると、件のお祝いの花の前で、アークス課外活動に参加していた方とばったり会いました。これから夜の部も参加するのだとか…。素晴らしいファン根性だな。曰く「12月の感謝祭では、アークス・グランプリに挑戦する」のだとか。おー、予選を勝ち抜いたら、現場で応援できるね。頑張ってくれぃ!!
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